マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

次の練習と動画の編集と

2022-04-21 02:24:23 | 日記
17日に一つコンサートが終わったばかりですが、次は5月8日で、期間が短いうえに、全く違うプログラムなので、とにかく練習…です。
新たに弾く曲は、ラヴェルの「水の戯れ」だけですが、他も、しばらくぶりに弾く曲なので、思い出さないと…です。
とりあえず、水の戯れもほぼ譜読みはしていたので、これから指に動きを覚えさせる練習ですね。
音の並べかたというか曲の作り方というか、複雑そうに見えるものでもじっくり見ていくと意外に規則性があったりして、そういうのを頭では理解しても、指が自然に動くまでにはやはり繰り返ししかないのです。
でも、理論的に分解してみることは譜読みを速くするし覚えやすくするしで、欠かせないことです。

動画編集もやってしまわないと…ということで、一気にやっていますけど、自分の演奏も編集がてら、やっとゆっくり見れました。
心配だったのは、やはり初めて弾いたリストのエステ荘の噴水ですが、まぁそこそこ弾いていたな…と、とりあえず一安心。
この曲はとにかくトリルが多く、以前は弾きたくないと思っていた曲ですが、何故か弾くことにして、でも、トリルがどうなることか…と思いつつ練習を進めていましたが、これがだんだん軽く弾けるようになるのですね。
ピアニシモが多いうえに、メロディを邪魔しないようにと思うと、神経を使いましたけど。
これを弾いて、リストの巡礼の年の他の曲もまた弾いてみたくなりました。
第1年スイスの、オーベルマンの谷とか、第2年イタリアの、ペトラルカのソネット第104番とか…。