ヤキメシのにおい

「くんくんくん♪やあやあやあ、なにやらよいにおいがしますね！」

食いしん坊のチップが寄ってくるのも無理はない、
昨日の夕飯は久々にヤキメシを作りましたから♪


チップは野菜が大好きなので、私がまな板の上で包丁を使い出すと大喜びで寄ってきます。
で、昨日はヤキメシなので、材料をみじん切りしていたもんだから、

「まだかな～♪なにかおちてこないかな～♪」

と、始終足もとでそわそわ！
で、結局ニンジンの切れ端と手渡すと、それをくわえて大喜び！

▼＾ェ＾▼「今朝はリンゴをもらったの♪」


さて、じつは私は高校時代3年近く近所お中華屋さんでバイトをしていました。
で、そこはかなり小さなお店で店員は大将と私の二人だけ。
だから、気がつけば時には鍋を任されて調理することも…
そんな店だから制服なんてあるはずもなく、ジャージにエプロンといういでたちでした。

ある日放課後、クラブ練習のため部室で着替えていると、同部屋の陸上部の先輩が、

「あれ？なんかヤキメシ臭くないか？」と…

そう、ずっとバイトしていた私は気がつけばヤキメシのにおいが体臭になっていたのです！
(=＾＾=)ゞ

でも、ヤキメシのときはまだよくて…

「あれ？今日は餃子のにおいがするぞ？！」

そういう時は、前日餃子の仕込をしていた日。
大きなポリバケツにネタをぶち込み、袖をまくって方まで突っ込み混ぜていたから…

で、先輩が…

「お前今度スブタにせぇや！」

「いや先輩、それは無理です。でもあと二三日待ってくれたら…」

「待ったら？」

「丁度こなれてすっぱい臭いしますから♪」

φ(._*)☆＼(-_-)



じつはその後結婚して子供ができてから、ある日娘が、

「あれ？パパ、ヤキメシのにおいがする。」

あれれれれ？
既にその時は今の仕事でヤキメシとは縁のない生活していたのに…

もしかして…

(=＾＾=)ゞ「ほんまに体臭なんか？！」


ちなみに私のヤキメシの作り方は↓
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-1331.html