もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

うん、当分は旅行には行けないわ…

2022-08-04 09:01:56 | 犬日記
先日とある本を読んでいて、その中に主人公が旅館に泊まるというくだりがありました。
まずは温泉に入り、そののち食事。
部屋には順番に手の込んだ料理が運ばれてきて、好きなお酒も楽しめます。
読みながら私もその気になってくるから、
「うんうん、良いな、良いな♪ここはやっぱ冷酒やんね♪」
「あれで、も、ここいらへんでお腹が膨れてくるぞ…」
「え?でもまだあと焼き物に鍋もの、でご飯まで~!」
「うひゃ~、それもう食いきれんよ~!」
と、読んでるだけなのになぜか満腹感。
(我ながらシンクロ率高いな~。)
でもまあ、それもまた旅館のだいご味だから、こういうのが苦しいながらも楽しいのはよくわかる。

さて、その後主人公はこう思うのです。
「後はもう寝るだけ、家に帰らなくとも、何もしなくともよいなんて最高!」

あ! それ無理!


ここで私は本の中から現実に引き戻されました。
だって、わんこはそこにいないでしょ?
一体だれが面倒見てるの?!

本に入り込んでいた分、その反動で切実にそう感じ、足元で横になる子たちをついなでなで。

そうなんです。
ただ今我が家にはたくさんの犬がいるし、中でも特にシニアさんや足の弱い子など目の離せない子も多い。
だから、「ペットと泊まれる旅館もありますよ。」と言われても、
現実問題その子たちを全員連れてはいけないし、よしんば連れて行ったとて、旅先で私は相変わらず夜中の21時、4時には起きてわんこのおトイレをさせねばならない。
というか、そもそも、わんこたちはそういうところに連れていかれてもまず喜ぶことはない。
だって、目が見えなかったり足が悪かったりで、散歩ができない以上勝手のわからない客室で閉じこもることとなるから。
だから、この子たちがいる間は私はたぶん旅行には出かけないだろうし、
その考えの延長で、その先も行くことがないだろうとも…

というのも、この先今いる子たちが空に旅立ったとしても、この性格なので、まずまた新しいわんこを引き取ってしまう。
その時は他では引き取り手の少ない老犬や体に不具合のある子を引き取ってしまうはず。
ということはつまり、この先もしばらくは私は家を空けることができないということ。

無論、そういう子たちを引き取ることをしなければ、旅行に出ることもできるのですが、
今の私の価値観では、そういうわんこたちと暮らすことの方が、旅行よりもはるかに上。

そんなわけで、この先当分旅館での食事は味わうことはできないなとそう感じながら再度本の中へ入りつつ、
「うん、やはりここまでの量を一時に食べるのは無理だから、今のわしは一人でふらっと好きに店に立ち寄る方が性に合ってるな。」
これは別に負け惜しみの酸っぱい葡萄ではなく、よく呑み込んでからの再認識。

いいかえれば、わんこと暮らせる毎日は、日々旅行に出ているよりも楽しく充実してるってことですね。
少なくとも今の私にとってはそういうこと。


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コメント (2)
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