沸いたかな~?
この日は休日で天気は快晴。
ですが、快晴過ぎて午前中から気温は30度超えで、最高気温は35.5度。
もうこうなるとね、さすがの私もバイクに乗って出ていく気にもなれやしない。
そういうわけで、ちょうど午前中は日陰になるガレージの裏庭で、こうしてストーブを取り出して遊んでいたのです。
そんなわけでこの日のストーブは、米軍歯科医療用ストーブ、コールマン№527。
屋内の卓上で長時間医療器具を煮沸消毒するのが目的なため、
火力は控えめの小型ヘッドながら大型のタンクを持ち、構造も低重心で安定性を高めております。
だから、普通のストーブのように考えると、
「どうせ小型ならもっとタンクも小型化してくれればいいのに。」
とか、「ヘッドが普通サイズならよりパワフルで使いよいのに。」
とか、そう感じる方も多いのです。
でもそれは、こいつをメインの一台としてとらえてしまった場合のこと。
そうではなくサブ的な一台としてとらえると、こんなに面白くて使いやすいやつもそう見当たらない。
控えめな火力と低重心案本体は、狭いテントや屋内でも安心して使用できるし、
安全に長時間使用し続けることができるので、多少放ったらかしていても大丈夫。
だからまあ、メインの火器(ストーブでも焚火でも何でもOK)があるとして、
こいつはそのわきで、地味~に、何かおを温め続けている。
それがお茶屋、コーヒー、あるいはお湯割り用のお湯であったり、
おでんやスープなどの煮込みであったり、
または、小火力で十分な、缶詰の温めなどであったりと…
無論ソロならこれでも十分な火力。
とまあ、このように書いてきましたが、実はこれほとんどが後付けの理由みたいなもんでして、
本音でいうなら、
切羽詰まっていないなら、楽しいやつで楽しみたい♪
この一言に尽きるのです。
そう、こいつの独特過ぎるスタイルや、小さいくせに堅牢な造りでずっしりした重量感。
これらが、幼少期に慣れ親しんだダイキャスト製のおもちゃを連想させるのです。
いわゆる超合金シリーズ!
あれってさ、色々ギミックがあってわくわくしたけれど、
つまるところその最大の魅力は、あのずっしり感であったでしょう?
「小さいのになんかすげぇ~!
(よくわからんけれど)これは本物や!」
そう、あの感覚が一番近い。、
おまけに各種の操作や展開の仕方が、これまた超合金の色々なギミックのようであり、その一挙一動作がどれも楽しくて仕方がない。
これはどのストーブに対しても同様に言えることなのですが、特にこの527はそれが抜きんでてる!
そんなことから私はこのストーブが大好きなのですが、米軍用ストーブの中ではどちらかというと不人気機種。
まそれはやっぱそう。
私のように複数台持っていればこそ前述のような楽しみ方もできますが、これ一台だけだといろいろストレスがたまるから。
でもだからこそ。
もしメインの一台を手にしたならば、次はこいつがおすすめですよ♪
何なら、メインは簡単便利なガスカートリジでもええやん?
(=^^=)ゞ
**動画**
メインじゃないゆえの楽しさ ~コールマン№527~US Military stve Coleman 527