さて、先日のお話のように、以蔵の白内障を手術で治せるかどうかの確認のため、
一昨日の休日に以蔵とともに病院まで行ってまいりました。
結果としては、以蔵の体質の問題で手術はあきらめることとなりました。
以下はその詳しい内容で、かなり込み入った内容で長文となります。
(*^人^*)
![IMG_2418.jpg](https://blog-imgs-115.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_2418.jpg)
「あれ~?」
![IMG_2419.jpg](https://blog-imgs-115.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_2419.jpg)
「ぼくだけ~?」
と少々不安げな以蔵君。
病院に着いても心細いのか、私の膝の上でずっと丸くなったままでしたが、
そのうち、いつも通り気持ちよさげに眠ってしまいました。
そしてしばらく待ったのち、名前を呼ばれたので診察室へ。
今回受診のメインは白内障の手術ですが、
それに先立ち、以蔵についてはまず一番大きな問題があるのでまずはその話から。
それは、「出血すると血が固まらないため止まらない。」という問題。
これについては、うちに来た当初血小板減少症であると聞かされていたので、
その後の手術に際しても、事前の検査で血小板の数を確認してから手術を行ったにもかかわらず、
ほぼ1週間にわたり出血が止まらず、輸血にてどうにか事なきを得ました。
またその際、有効とされる止血剤や、血液凝固剤を注射してみても思ったほどの効果がなく、
結局は、輸血された健康な血液の凝固作用によって何とか血が止まったものと思われます。
以上の話を先生に説明すると、
これはつまり、単に血小板の数が少ないとか、
また血小板の作用を促進する各種の分泌物が不足しているとか、
そういうものとは根本的に異なり、
血小板自体が作用していないという先天異常によるものと考えられる。
しかしながら、それ以上の有無は血液検査などでは確認しようがなく、
実際に出血させて、その止まり具合を確認する以外にはない。
とはいえ、有効な対処法が輸血以外に思いつかない以上、
わずかでも出血の恐れのある手術というものは、常にかなりのリスクを伴ってしまう。
(輸血による止血作用には即効性は期待できないから)
特に今回のうような眼の手術となると、
止血剤を用いて手術をしたとしても、この子には効果が期待できないため、
わずかであっても出血がじわじわ続くとそれが眼圧を高めてしまうので、
網膜剥離や、最悪の場合脳への悪影響の危険性を避けることができない。
ですので、内科医の立場としては、手術はお勧めできません。
そういう結果となりました。
そうか…
そこで私が少々気落ちした風に見えたのか、続けてこういうことも。
でも、もともと犬の視力はかなり弱いため、
普段の生活にはむしろほかの感覚器官のほうが重要ですから、
私たちが思うほどには、不自由は感じていないと思いますよ。
なるほど、確かに同じことをいつもの主治医の先生もおっしゃってます。
そう、そうなんですよね。
以蔵は今のままでも、結構毎日気楽に過ごせていますから。
ただ、
ただ、今回わんこにもそういう手術を受けさせることができると知ったとき、
ついつい舞い上がってしまったんですよ。
あの子がもう一度、私たちの姿を見ることができれば、どんなに素敵だろうって。
でもおっしゃるとおり、命の危険まで冒して挑むようなことではないですね。
そんなわけで、納得して病院を後にしました。
そうそう、ちなみに気になる手術費用は、片目で2~30万円ほどだそうです。
確かに高額ですが、これならへそくりでなんとかできたかな?
(=^^=)ゞ
そんなわけで、帰り道車の中ではぁはぁと息の荒い以蔵君。
緊張もあったし、何より蒸し暑い日だったので熱中症になっては大変と、
何度もも水を与えたのですが口にしません。
だから仕方なくコンビニでミルクを買って与えてみると…
![IMG_2420.jpg](https://blog-imgs-115.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_2420.jpg)
「これこれこれ!おいしい~♪」
と、勢いよく飲み干し、ついでにお代わりをおねだり。
うんうん、目が見えなくても、これでいいよね。
そんなわけで、今日もみんなと仲良くお散歩に。
![CIMG1634_201807041122437b3.jpg](https://blog-imgs-115.fc2.com/h/i/s/hisuaki/CIMG1634_201807041122437b3.jpg)
あんよは上手でしょう?
*おまけ*
実は上記のようにコンビニでミルクを買ったとき、
慌てて車に乗り込みドアを閉めたため、
買ったばかりのコンビニ袋をドアで挟んでしまいました。
その結果…
パァ~ン!ぶしゅぅ~!
牛乳パックを押しつぶしてしまい、噴き出たミルクが車内に…
あああああ・・・・
おかげで、炎天下、せっせと掃除する羽目になりました。
やっぱ、何事も急がば回れ。
慌てるとろくなことがないよ…
一昨日の休日に以蔵とともに病院まで行ってまいりました。
結果としては、以蔵の体質の問題で手術はあきらめることとなりました。
以下はその詳しい内容で、かなり込み入った内容で長文となります。
(*^人^*)
![IMG_2418.jpg](https://blog-imgs-115.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_2418.jpg)
「あれ~?」
![IMG_2419.jpg](https://blog-imgs-115.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_2419.jpg)
「ぼくだけ~?」
と少々不安げな以蔵君。
病院に着いても心細いのか、私の膝の上でずっと丸くなったままでしたが、
そのうち、いつも通り気持ちよさげに眠ってしまいました。
そしてしばらく待ったのち、名前を呼ばれたので診察室へ。
今回受診のメインは白内障の手術ですが、
それに先立ち、以蔵についてはまず一番大きな問題があるのでまずはその話から。
それは、「出血すると血が固まらないため止まらない。」という問題。
これについては、うちに来た当初血小板減少症であると聞かされていたので、
その後の手術に際しても、事前の検査で血小板の数を確認してから手術を行ったにもかかわらず、
ほぼ1週間にわたり出血が止まらず、輸血にてどうにか事なきを得ました。
またその際、有効とされる止血剤や、血液凝固剤を注射してみても思ったほどの効果がなく、
結局は、輸血された健康な血液の凝固作用によって何とか血が止まったものと思われます。
以上の話を先生に説明すると、
これはつまり、単に血小板の数が少ないとか、
また血小板の作用を促進する各種の分泌物が不足しているとか、
そういうものとは根本的に異なり、
血小板自体が作用していないという先天異常によるものと考えられる。
しかしながら、それ以上の有無は血液検査などでは確認しようがなく、
実際に出血させて、その止まり具合を確認する以外にはない。
とはいえ、有効な対処法が輸血以外に思いつかない以上、
わずかでも出血の恐れのある手術というものは、常にかなりのリスクを伴ってしまう。
(輸血による止血作用には即効性は期待できないから)
特に今回のうような眼の手術となると、
止血剤を用いて手術をしたとしても、この子には効果が期待できないため、
わずかであっても出血がじわじわ続くとそれが眼圧を高めてしまうので、
網膜剥離や、最悪の場合脳への悪影響の危険性を避けることができない。
ですので、内科医の立場としては、手術はお勧めできません。
そういう結果となりました。
そうか…
そこで私が少々気落ちした風に見えたのか、続けてこういうことも。
でも、もともと犬の視力はかなり弱いため、
普段の生活にはむしろほかの感覚器官のほうが重要ですから、
私たちが思うほどには、不自由は感じていないと思いますよ。
なるほど、確かに同じことをいつもの主治医の先生もおっしゃってます。
そう、そうなんですよね。
以蔵は今のままでも、結構毎日気楽に過ごせていますから。
ただ、
ただ、今回わんこにもそういう手術を受けさせることができると知ったとき、
ついつい舞い上がってしまったんですよ。
あの子がもう一度、私たちの姿を見ることができれば、どんなに素敵だろうって。
でもおっしゃるとおり、命の危険まで冒して挑むようなことではないですね。
そんなわけで、納得して病院を後にしました。
そうそう、ちなみに気になる手術費用は、片目で2~30万円ほどだそうです。
確かに高額ですが、これならへそくりでなんとかできたかな?
(=^^=)ゞ
そんなわけで、帰り道車の中ではぁはぁと息の荒い以蔵君。
緊張もあったし、何より蒸し暑い日だったので熱中症になっては大変と、
何度もも水を与えたのですが口にしません。
だから仕方なくコンビニでミルクを買って与えてみると…
![IMG_2420.jpg](https://blog-imgs-115.fc2.com/h/i/s/hisuaki/IMG_2420.jpg)
「これこれこれ!おいしい~♪」
と、勢いよく飲み干し、ついでにお代わりをおねだり。
うんうん、目が見えなくても、これでいいよね。
そんなわけで、今日もみんなと仲良くお散歩に。
![CIMG1634_201807041122437b3.jpg](https://blog-imgs-115.fc2.com/h/i/s/hisuaki/CIMG1634_201807041122437b3.jpg)
あんよは上手でしょう?
*おまけ*
実は上記のようにコンビニでミルクを買ったとき、
慌てて車に乗り込みドアを閉めたため、
買ったばかりのコンビニ袋をドアで挟んでしまいました。
その結果…
パァ~ン!ぶしゅぅ~!
牛乳パックを押しつぶしてしまい、噴き出たミルクが車内に…
あああああ・・・・
おかげで、炎天下、せっせと掃除する羽目になりました。
やっぱ、何事も急がば回れ。
慌てるとろくなことがないよ…
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