純米燗オヤジの戯言 佐用の酒屋 地酒のDON

「完全発酵の純米酒を燗で呑む文化を普及させたい」そんな純米燗伝道師を自負する酒屋のオヤジ奮闘記。

①立地・・・売り方を変化させる!(佐藤勝人様セミナーより)

2007年09月11日 | 経営セミナー
先日の佐藤勝人様セミナーの私の理解できた範囲の内容を少し御報告します。

Ⅰ.まずその土地そして立地に根ざした販売をすること。

ひとつの土地で長年商売をしていると、その周りの環境も変化し、好調だった販売も低迷期に入ることが多々ある。
たとえば、過疎化による人口の減少、バイパスの開通による店頭の交通量の減少、大型総合スーパーやDSなどの進出によるお客様減、商品特性の変化(例えば流行遅れ)などに起因。
このようなときに、ほとんどの人は、自分の専門外の儲かる商品の販売へ力を入れようと新規事業を立ち上げるが、商品知識もなしで果たしてどれだけ販売できるだろうか?
そんな薄っぺらの商売でお客様に支持を得ることができるのか?

それより、自分のプロの商品をより掘り下げて、その専門の商品にお客様が欲しているサービスを付加価値として提供するような販売をするほうが間違いなく成功しやすいのではないか?
そこで、このような店頭販売が落ち込むようなことに直面すると、別の販売法へ移行してみることが重要。

販売方法
①店頭販売
②展示販売
③訪問販売
④配置販売(置き薬方式)
⑤通信販売

等々販売方法はたくさんあるので、店頭販売にこだわる必要性がないということ。

例えば、国道に面した優良立地だった店頭販売がメインのお茶屋さんの例。
バイパスの開通で一気に交通量が減少し、おまけにバイパス沿いに進出した大手スーパーに完全にお客様を奪われた。

経済的に余力があるなら、バイパスのスーパーの隣に移転すれば、店頭のお客様を回復できる。
それができないなら、まず外に出て販売することを考える。

まず、展示販売がある。
どこか会場を借りて、1年分の売上額を展示会開催期間中に販売するようなことを考えて、一気に売上を確保する。

そして、訪問販売。
お茶屋さんは法人2社と取引があった。
そこで、そこの社員への個人販売も開始。
ギフトシーズンにはその社員の方々のお茶のギフト販売額を拡大。
また、その会社に置き薬方式でお茶を置いてもらい販売した。
そして法人相手の営業を拡大。
本物の美味しいお茶をそんな営業方式で販売することで、お茶の地域シェアを一気に拡大した。


専門性を売るなら、いろんな販売方法があることを忘れてはならない。


「売り方を変える」ということ。


わかっているようで、わかってなかったことを気づかせていただきました。

佐藤様、ありがとうございました。
(でも、佐藤様の本を読んで、それから実際にセミナーを聞かないと、私の拙い文章では、なかなか理解しずらいとは思いますが・・・・・。)

下記ブログもぜひご覧になってください。

佐藤勝人の経営一刀両断 ブログ



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