「タガメ仕様」も実は派生版となっています。「タガメもどき」として、よく似ているけれど
部品とかがすこし違う物を製作していましたが、安定して動作することがわかったので
違う箱に入れ替えることにしました。
いきなり完成ですが、出来あがって眺めてみて、アナログメータが動くのをにんまりとしていたのですが
どこかで見たようなと思うようになりました。
そう、このメータの配置といい、つまみの位置といい、これってまるで「自作・安定化電源」そのものでは
ありませんか。
失敗といえば失敗ですが、レベルメータを付けて音量調整のツマミをつけると、こういう風にしかならないので
それもしかたなしということで、一応、形にしました。
中は大変な事になっています。
メータの奥行きがけっこうあるのと、「タガメもどき」基板上の電解コンデンサがメータに当たるので
それを回避しようとすると、こういう配置状態となってしまいました。
当初、ケースの横幅も広いので基板は問題なく収まるだろうと思っていたのですが、それは
タガメ仕様以前の基板サイズであって、タガメはそれより数ミリ長くなっているため、ケースに
収まらないという決定的な失敗と思われる状態となりかけていたのですが、そこはそれ
当たるものは削ればよろし、という事で、ギリギリのところまで基板をけずりました。
自分で好き勝手に作ったものですから、余分な面積がけっこうあるので、このような
荒業も可能です。
ヘッドホンアンプ基板の上には、側面からL字アングルで「レベルメータ基板」を取り付けました。
これは以前に作った物と同じ仕様です。
画面では見づらいですが、レベルメータ基板の右側には市販のレギュレータ基板を付けていますが、
これはレベルメータ用の照明用電源です。
照明は12V電球なのと、通常点灯では明るすぎるため、わざと電圧を低くしてぼぉっと光るように
しています。6Vあたりでよさそうな明るさとなりました。
年末に知人が日本橋に行くので、ついでという事でお買い物をお願いして、レベルメータを購入
してもらったのですが、やっと今頃になって形になりました。感謝しています。