まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 157 トラ技 ヘッドホンアンプ

2014年09月10日 | Weblog

 トラ技2014年8月号に載っていた±1.5Vで動作するヘッドホンアンプを

作ってみました。

作ってから言うのも何ですが、なんとトランジスタの多いことか。

これで±1.5Vで動作するのかと不思議ですが、動くのでしょうねぇ。

 

っと、動作テスト開始です。

いきなり発振していました。

電流を測定するため電源ラインにはわざと1Ωの抵抗を入れています。

ピューっという音が左右からしているので、両方とも問題ありという様子なので1度電源を切って

パターンをチェックして部品の付け間違いや、ジャンパー線の付け忘れ(これよくやるんです)なども

確認してみましたが、間違いなさそうです。

 やれやれ困りましたねぇ。

 

ということで、部品を付け替えることにしました。

当初から回路図に疑問があるようでした。中央上付近にわざと抵抗の足を長くしている所が

ありますが(470Ω)、エミッタと電源の間につけるのが正しいのか、コレクタ側につけるのが

正しいのか、ここらからして変だなという事なので、これも付け替えてみる事にしました。

 

 もっと発振しました。(笑

電源は1.5Vという事もあって当初は乾電池でしたが、少々へたっているのでニッケル水素に

交換しましたが、あまり違いはないようでした。

うまく動作するようであてば専用電源を作るつもりでしたが、最初からこれではどうも気が

乗りかねそうです。

 

 見ていても直らないので触ることにしました。

トランジスタの上に手をかざすと音が変わる点があります。

2段目の中央部分の、NPNトランジスタのベース・コレクタをショート、PNPトランジスタのベース・コレクタをショート

している部分を触ると、音が高くなったり低くなったりします。

どうもここらが変だなということで、ハンダの付けなおしなどしてみましたが、あまり違いがありません。

帰還しているところの33KΩに並列に10KΩも追加して、初段左のベースからGNDに落としている

33KΩも同様に10KΩを並列に追加しました。

 これでかなり安定しだしました。

 

しかしながら、実際に音を出すと、歪んでいます。

入力レベルが低いときには素直に鳴っていますが、いつも聞くような音量にすると、バリバリと

歪みだしてきだすのが気になります。

まだまだ改良点がありそうな雰囲気で、どっと疲れがでてきたというのが本音です。

 

コメント (2)
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