まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 160トラ技 ヘッドホンアンプ

2014年09月15日 | Weblog

 他の掲示板と同時進行?で会話しているため、両方を見ていない方には

何をやっているのやらさっぱりわからないことになっていると思います。

 トラ技の±1.5Vで動作するヘッドホンアンプが、難航しています。

発振の嵐だらけで、解決方法がさっぱり見つからなかったのですが、

光が見えてきました。

 抵抗が付いていなところにつけることで、突然安定動作しだしたという

意外なオチでしたが、もうひとつ失敗もありました。

 負荷抵抗を付けていませんでした。よくよく回路図を見ると、なるほど

8Ωの抵抗を付けている様子があります。

 ただ、ヘッドホンなど付けると、そのインピーダンス分が代わりとなるので

動作に支障ないはずなのですが、どうもそうはいかないような感じが見受けられます。

 

 やっとの事で発振状態から逃れられる事ができたのですが、今度はオフセット電圧が

生じています。

もともと、初段のペアが完全に取れている物を使用する(と思われます)ような回路構成なので

調整する箇所がありません。

では逆に無理やりに調整箇所を付けると、どうなるか。

 

 余計な事をしなければと言われそうですが、すべて試して、だめだったと確信持つのも大事な

事ですので、ダメ元ながらやってみました。

まずは、初段のトランジスタのエミッタ側が繋がっていますが、そこのパターンを切って

多回転半固定抵抗をつけてみました。

 思いっきり発振しました。あれ???

バランスを取るどころではありません。ならば、その下に繋がっている、定電流回路部分に

多回転半固定抵抗を移動させてみました。

 ここは、若輩者さんの御指摘で、120Ωに変更していますので、100Ωの抵抗と100Ωの多回転半固定抵抗を

直列につけて、可変させてみました。

これなら、終段のオフセット電圧が解消され。。。。ません。せいぜい5mvしか動かないとは。

ということは、初段のペアは、終段に対して5mV以下のペアにしなければならないとは。

少しシビアすぎますねぇ。

 

 ここまできてふと思いました。

何も終段に直接、ヘッドホンをつなぐ必要もありません。

電解コンデンサを付ければ良いわけです。

ということで、手持ちの1000μF/6.3Vを、出力側につけ、放電用の抵抗として3.3KΩをGNDとの間に

付けてみました。

 これならヘッドホンに直流が掛からないことになります。

さて音的には。

 

エージングも何もしていないアンプですが、他のと比べて、とりたてて違いがないというより、

音域が狭い印象を受けて、あれれ?という状況です。

追加した電解コンデンサをエージングを進めなければ話にならないのかもしれませんが、

ちょっとがっかりといった印象を受けてしまいました。

コメント (6)
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