まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ  266  THA-06 その3

2016年01月18日 | Weblog

 こういう音物は不思議な事が起こります。

完成した直後では、これで大丈夫、安心して聞けると思っても後日になると、あれ?っという事が起こります。

まさに、その「あれ?」が起こってしまいました。

 

完全にノイズ対策できたと思っていたこのアンプが、またもや弱弱しくながらも楽曲が無音時に小さくチーっと鳴ります。

そもそもこのノイズはどうして机の上だけ聞こえるのか。

原因はいくつかあります。蛍光管のバックライトを使った液晶が2台。携帯が2台。机の下には2.4Gと5Gの無線LAN付きルータが

置かれているため、非常に環境は悪いはずですが、次の対策をしてみることにしました。

思いつきの突貫工事だったので、非常に汚いハンダとなっています。

まずは金属管入りタンタルコンデンサを交換してみました。変化ありません。

 

それならばと、インダクタを追加する事にしました。

ただ音が通る所なので、これが正しいのか判断つきませんが、とりあえず手持ちを使って、総当りで試す事にしました。

なんと最初から当たりが出ました。入力側にコンデンサが入っていますが、その直前に47μHのインダクタを付けたところ

ほとんど外来ノイズが入らない事に気づきました。

 ただ音が通る所なので、高域の低下などが気になりましたが、エージングしてみないことにはわからないのでこのまま

24時間から100時間程度鳴らしっぱなしという事にしました。

さてどうなることやら。