基板作るのさえ辛くなっていた時期に1枚だけ作った基板は、知人に製作を依頼しました。
あえて片面ベークという方法をとっています。
毎度ながらの、ぺるけ式ヘッドホンアンプですが、FETがVer4となり久しいようですが、作るペースが落ちているので
なかなか着手することができませんでしたので、いい機会なので委託状況となりました。
ケースは毎度おなじみとなっている、ダイソー製キティ缶でした。
しかし問題発生。最初はタカチの180ケースに収める予定でしたが、基板を縮小してくれといわれて夜中に作業していて
何とパターンが合計4ケ所も間違っているという大失敗のまま基板化してしまいました。
そして画像をみて、これ基板の方向が逆だ、と気づきました。(いまさら?
この方向ですと、入力のラインと出力のラインが交差してしまいます。気にしなければそれまでですが。
やっと発掘した非接触式温度計で測定しました。設計状況から温度が高めのようですが、けっこうな温度でした。
冬場は1時間もすると、何となく缶が暖かい状況となりますが、夏場は熱がこもりすぎるかもしれません。
音的にはいつもの、ぺるけ式の音がしています。低域から高域まで綺麗になり、ホワイトノイズも皆無、電源ON時のポップ音もほとんどしないなど
見事な設計だと毎度ながら感心しています。