つづれ日記

不定期更新です。日常の日記だったり、悩みだったりを綴ったりしています。内容は特に統一性はありません。

★1日1学★ 5:PEG

2012-01-23 | ★1日1学★
今日はPEG関係で1カ月前に関わった患者の件で、間違った連絡調整をしてたことが発覚しました。
間違いの原因は、確認が不十分だったこと、のようですが、
何分1カ月前なので、記憶が不確か。
自分が何してたかが思いだせないです。あぁ…;

と、いうわけで、今回はPEGというものを紹介。

『PEG』…大雑把に言って、嚥下障害(呑み込みの障害)がある人に対して
     栄養を摂取してもらうための方法の一つ。
     私の職場では、PEG≒「胃ろう」という使い方をしますが…
     正確には、この2つは別物。
    
「胃ろう」とは、「経口摂取」や「経鼻チューブ」、「中心静脈栄養」等と並ぶ、栄養補給の方法の一つ。
お腹に作った"第2の口"から栄養補給をする方法です。

「PEG」、「胃ろう」について医療的な観点や管理について詳しく知りたい方は、
こちら→PEG-胃ろうによる栄養療法をご覧ください★



…と、いうことで…。
今回私が関わってたのはそのPEGを作って、定期交換の時期に入った患者さん。

PEGは、定期的に管の交感が必要になってきます。
だいたい1日の入院で済むみたいです。
PEG交換の時期は、バラバラみたい?

PEGがある人の場合、転院する上で問題はありませんが、施設に行くとなると話は別。
施設によっては、受け入れが困難だという施設もあるからです。
介護体制の問題で、受け入れても十分な介護が出来ないだろう、という見解からです。
もっともですが…それでも、断られると行き場が本当に無くなる患者がいるので、
なんというか、もやもやしますね。

PEGは、一度作ったら永遠につけとくものではありません。
口から食べ物を食べれるようになったら、管を抜いて、塞いじゃいます。
で、普通に口から物を食べれるようになるわけです。
ただ…患者が高齢だったりすると、ちょっとの間安静にしている間に筋力が衰えたりするし、
復活までにかなり時間が必要になる場合もあります。
ですので、高齢者にPEGをつくる場合は、もう2度と口から食べ物を食べられなくなるかも…
ということも、考えとくといいかもしれませんね。