撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪急 平松町踏切(2013.6.9) 3160F 普通 伊丹行き/塚口行き 運行標識板

2023年06月09日 23時52分07秒 | 阪急
10年前に、阪急伊丹線 新伊丹~伊丹駅間の平松町踏切で運行標識板を掲出した3100系を撮りました。
1枚目は、平松町踏切に向かう運行標識板を掲出した3110の普通 伊丹行きです。



2枚目は後追いですが、伊丹駅へ向かう高架区間に差し掛かった3160です。



3枚目は、伊丹駅で折り返し約5分後に高架区間を下ってきた3160です。



4枚目は引いて、平松町踏切に向かう3610です。



5枚目は後追いですが、新伊丹駅に向かう3110です。



1967年の神戸線、1969年の宝塚線の600→1500V昇圧に伴う切換即応車として、1964~69年に神戸線用3000系が114両、宝塚線用3100系が40両登場しました。
車体は2000系、2100系を基本としていますが、連結部の貫通路は従来の広幅から狭幅に変更されています。
高速運転を行わない宝塚線用の3100系は、3000系に比べて主電動機の出力が低く、歯車比は低速向けに設定されています。
1975年~の冷房化改造は全車に実施されましたが、1981年~の種別・行先表示幕の設置は全車実施されず、最後まで運行標識板を掲出した編成が残りました。
3100系は1988年~は箕面線、伊丹線などの支線運用が開始されています。
阪急では2018年に3052Fに連結されていた中間車3651、譲渡された能勢電でも2021年に3170F(旧阪急3156F)が引退したことで3100系は全車が引退となりました。
3160Fは最後まで運行標識板を掲出して運行されていました。
長らく箕面線で活躍していましたが、2012年に3081Fと交換で伊丹線に配属され、2014年に引退しました。