アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

三分か三厘か

2023-05-11 05:25:44 | メインストリーム予言と先行モデル

◎信者と信者以外の差

 

世界の人口が30%になるか3%になるかでは大分違う。30%なのか3%なのかは、出口王仁三郎からこう聞いたとの話がバラバラにあり、議論のあるところである。

それについて参考になる文を見つけた。

 

王仁が立つ時

 

王仁が立つ時は、髪が全部一本も残らず白髪になった時で、玉の御声がかかった時に、百人の言霊軍を組織するのである。(第二次大本事件の)被告人の中で、二、三人は駄目だけれど。そうして百日間練習して、 大台ヶ原や伊吹山などへ出かけるのである。厳の御霊の命(めい)天照大神の御命令が玉の御声で、そしたら地球を団子にしようと、三角にしようと、瑞霊のよいように焼くことも出来る。神権を発動させるのである。まだ百人は定まっていないけれど・・・・。

 

今年の生誕祭(出口聖師)から、『瑞能神歌』の「天の鳥舟天を蔽ひ東の空に舞ひ狂ひここに二段目幕があく」のである。

「三段いよいよ開く時、三千余年の昔より、国の御祖の選まれし、身魂集る大本の、神に仕へし神人が、御祖の神の給ひたる、日本心を振り起し、厳の雄猛び踏み猛び、厳の身魂を元帥に、瑞の身魂を指揮官」にして言霊を発射するのである。

 

世界の人民は三分になるが、大本信者は三厘になるのである。それは信者以外はただ拝むだけで助かるのであるが、信者は何十年も厳の御魂、瑞の御魂の教育を受けていながら、・・・・・・だからである。

 (昭和十八年二月四日)』

(新月の光(下巻)/木庭次守/八幡書店P45から引用)

 

※二段目は、あまりにも悲惨なので詳述されていない。

※瑞霊:出口王仁三郎のこと。

※「信者以外はただ拝むだけで助かる」:何が助かるのかは考えてみる必要があるのではないか。

 

この引用文では、三分と三厘が並んでいるのでわかりやすい。だがどちらにしてもあまり聞きたくはない話だろうと思う。

 

また『王仁が立つ時』とは、出口王仁三郎の死後、霊界で彼が立つということなのだろう。現実の出来事は霊界で先に実現して後、この現実世界に実現する。

 

なおダンテス・ダイジは1/3説を採る。ババジ予言も似ているところがある。

 

また肉体の死は悟りに連動しない。つまり肉体が死んでも全員が悟りを開けるわけではない。肉体死は、重要な大悟覚醒のタイミングだが、その際全員が悟りを開けるわけではない。これは、大量死シーンのクリティカル・イシュー。

 

人は自らの力で髪の毛一本白くも黒くもできない。

生前の冥想修行が大切である。

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