ミステリーチャンネルで「ローズマリー&タイム」という英国製のミステリードラマを放映している。
今はセカンドシーズンに入ってるが、ファイストシーズンの途中から観ていた。
ローズマリー・ボクサーとローラ・タイムという二人の中年女性が、庭師を開業。注文に応じて、オンボロのバンにガーデニングの道具を乗せて出かけていくが、その先々で殺人事件に遭遇するというお話だ。
元大学教授のローズマリーがホームズ、元警官のタイムがワトソンだろうか、彼女たちの活躍で」事件は解決されていく
ドラマの中ではどうなのかわからないが、見た感じでは、二人は60代前半だろう。
ストーリーはさて置き、設定がとても魅力的だ。
60代の女性二人が、聡明さも行動力も失わず、信頼し合い、時に慰め合って、友情を育みながら、一緒に仕事をして生きていく
自分がそうだったらいいな、と言う意味ではないのだが、とても憧れを感じる
私は今の自分の生活にそれなりに満足しているし、まあ幸せと言って良いだろうと思っているけれど、それでも、「もうひとつの人生」みたいなものを夢想してしまう。
大金持ちやノーベル賞科学者を夢想してみるのも良いが、あまりに非現実的で感情を移入できない。
その点「ローズマリー&タイム」は、殺人事件は別として、結構現実的だ。
多くの女性が、ちょっと経験してみたいもうひとつの人生を重ねてみたんじゃないだろうか。
そこが母国イギリスで大ヒットした理由のひとつかも知れない。
ファーストシーズンでは、二人の出会い、開業する経過が描かれているらしいが、私は見逃した
いずれ再放送すると思うが、待ち遠しい