珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

小室哲也状態

2008年11月19日 | 日々のこと
昨日、お友達から電話があった。
20年来仲良くしている人だ。

あれこれ話しているうちに、「うちも駄目かも知れない」と言う。

彼女のご主人は小企業の社長さんだ。
今までも資金繰りに苦労しているという話は聞いていた。
そこをこの不況が直撃したのだ。
人員を整理して最低必要人数でやっていけば何とかなると彼女は言うのだが、ご主人は、誰の首も切れないのだそうだ。
ご主人の気持ちもわかる。
社員への思いやりと自分自身のプライドで、にっちもさっちも行かなくなっているのだろう。

「順風満帆のイメージを引きずりながら破滅に向かっているのよ、経営者なら現実を受け入れて時には非情にならなければいけないのに」と彼女は嘆く。

更に、親への仕送りもやめることができない。

小室哲也状態なのだろうか。

電話口から溢れ出す彼女の嘆きにどう返してよいかわからない。
この不況で、我が家もずいぶん被害を蒙っているけれど、深刻さと言う点では比べられない。

少しでも助けになればと仕事を探してみたけれど、年齢を言っただけで断られるという。

夫が帰宅したので、近いうちに会おうね、ということで電話を切った。

顔を合わせた時、どう励ましたらいいのだろう