珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

パーティーに・・・?

2009年12月06日 | 日々のこと
この間お正月だと思ったら、もう12月。
ほんとうに月日のたつのは早い。

巷では相変わらず景気の悪い話しか聞かないが、それでもボーナスへの期待は多少膨らんでいるのではないかしら。
ボーナスと縁が切れて久しい我が家では、宝くじ意外何も期待するものはないけれど。
それでも、なんとなくデパートをふらふらしてみたくなる

そこで、ふらふらしながらちょっとお洒落なアイテムなど眺めていると、必ずと言ってよいほど店員さんがかけてくる言葉がある。

「パーティーにいいですよ~」「パーティーにいかがですか~」「パーティーにぴったりですよ~」などなど。

そう言うのが若い店員さんなら許せる。
若い人にはいろいろ楽しいことがあるんだろうな~と思って、「おばさんはパーティーなんか縁がないのよ~」などと言って軽く受け流す。
しかーし、そういうのが同年代のおばさん店員さんだと、ちょっと違う。
「何がパーティーよ、普通のおばさんがどこのパーティーに行くのよ」とむっとしてしまう。
もちろん、それは売り文句に過ぎなくて、意味なんかない、と言うことは承知しているから、「ああ、そうね~」とさりげなくその場を離れるのだけれど、行く先々で、その売り文句を聞かされると、いささか虫の居所が悪くなってくる。

先日、少しばかり意地悪な気分になって、相手の店員さんに言って見た。
もちろん、にっこり微笑みながら。
「パーティーって、そんなにみなさん行く機会があるものなの?私は全然ないんだけど。あなたはよく行くの?」
うう~む、意地悪だ

するとその店員さん「え、いえ、私は・・・ないんですけど・・・」と少しうろたえてから、さすが年の功か、すばやく私の言いたいことを悟ったらしい。
「そうですよね、普通の人はないですよね。すみません、決まり文句なのでつい言っちゃいました」とペコリ。
うむ、その変わり身の早さ、アッパレだ。
「ああ、やっぱりそうなの」と私も笑って、しばし世間話をしてその場を離れた。

それにしても、なぜこうもパーティーパーティーと口にするのか。
そう言われた客は、華やかなパーティー会場にいる自分を夢想して思わず買ってしまう、なんてこともないだろう。

まあ、こう言っておけばいいのよ、というなあなあの決まり文句なんだろうな。
でも、私に言うのはやめて欲しい
逆襲したくなっちゃう!