珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

おせち

2009年12月29日 | 日々のこと
年をとると月日のたつのが早く感じるというけれど、ほんとうにそうだ
3日後にはもう来年なのだから、驚いてしまう。

スーパーのあちこちに貼ってあったクリスマスケーキ予約のポスターがはずされ、おせち一筋になっているし、かかっているBGMも聞きなれたお正月ソングの繰り返しだ。

毎年、デパートかホテル、スーパーのでもよいから、あの段重ねのおせちを買ってみたいと思う。
そして毎年、家族の反対にあって断念している。
見た目はいいけれど、食べて美味しいものってないじゃない、というのが反対の理由だが、実は私もそう思う

おせちはもともと保存食だ。
お正月の間、主婦が台所仕事を手抜きしてゆっくり休めるようにとできあがった料理だ。
だから本来美味しさを追求したものではないのだ。
もちろん今は冷蔵庫というものがあるから、保存食の意味合いはなくなって、お正月のご馳走というポジションを獲得している。
だからこそ、買って見たいのだが、きんとんや蒲鉾、伊達巻、うま煮、昆布巻き、思い浮かべてみると、何も一まとめに買うこともないかと思ってしまう。
それより、家族それぞれ好きなものを食卓に並べるほうが喜ばれる。

今年のお正月は娘が帰ってくるけれど、彼女は家族一のおせち嫌いだ。
だから、おせちは話題にもならない。

それでも、デパートのおせちの見本を横目で見てしまう。
やっぱり、一度買ってみたいなぁ