珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

韓国で仏様

2012年09月08日 | 韓国旅行 2012/9

怒涛のような海印寺を後にして、バスは世界遺産仏国寺へ。

2時間か3時間かで、仏国寺へ到着した。

傘を差そうか差すまいかと迷うくらいの小雨、これも台風の影響かな。

海印寺でキーンと緊張していた糸が切れたのか、

ここではゆっくり観光できたはずなのに、あまり記憶がない。

でも、写真を見ているうちに思い出してきた。

ご門を守る四天王のうちお二人。

もうお二人。

ぶれているけれど、琵琶を持っているのが面白いので

多少ぶれが誤魔化せるかと、小さくして載せてみた。

 

金色に眩いご本尊様

「この仏様は新しく見えますけど、1000年も前のものです。

皆さんにはちょっと信じられないでしょうね。でも本当なんですよ」

 と、ガイドさん。

へ~、そうなの?そうは見えないけど

でも、全員無言。

とても本心は言えません。

「韓国では新しいものが好まれるので、いつも新しく見えるように

金色に塗るんですよ。

日本のように自然に任せていたら、管理が杜撰だと非難されます。

だからこう見えても中身は1000年経っているんですよ」

ふ~ん、なるほど

別に疑っているわけじゃないけど、全員無言。

ガイドさんの言葉は続く。

「日本の仏様は自然にあるがままにという考え方ですから、見た目が少し怖いと

韓国の人は言いますね・・・。

それに、韓国は整形の国ですから、

仏様もきれいにしておくのかもしれないです。

ほんとうに1000年経ってるんですよ!」

こだわるガイドさん。

だから~、疑ってませんってば

実はこの韓国人ガイドさんの中にも、こんなに金ぴかにしなくても・・・

という気持ちが多少あるのかも知れない。

 

これは黄金の豚

猪ではなく豚だそうだ。

いつかは忘れたけれど、後ろにあるお堂の額の裏で、豚の彫刻が発見された。

韓国では豚は縁起の良い動物。

そこで、その発見された豚を模した像を、お堂の前に設置したのだそうだ。

撫でるとお金が入ると言われていて、みんな撫でていくからピカピカだ

もちろん私も、念入りに撫でてきた。

効果は・・・まだ無い

 

ところで、似たようなものをどこかで見たような気がしたら、

あったわ、フィレンツエに。

確か市場を歩いていたら出会ったのよね。

そちらは猪だったと思うけれど、やはり撫でるとご利益があるとかで、

鼻先がピカピカだった。

もちろん、何度も撫でてきた。

ご利益は・・・どうかな~