私がガーデニングに興味がないので、猫の額のような我が家の庭は夫の天下。
天下様は、野菜以外は何でもかんでも引っこ抜いて捨てたがります。
雑草1本抜かない私は、口出しできないのです。
だけど、私にだって守りたいものがあるのよ。
それは、庭の片隅に自生した野生のウド、
毎年、抜くぞ抜くぞと騒ぐ夫から、何とか守り通しています。
さすが野生児、独活の大木と陰口をたたかれながら、
オンコの根元に着々と縄張りを広げつつあります。
今年はこんなに(?)収穫しました。
葉は天ぷらに、茎は茹でてあく抜きをしてきんぴらにしました。
このくらい育った葉だと、天ぷらにしても幾分苦味がありますが、美味しいです。
茎は、茹でて一晩水につけてあく抜きしても、かなり苦みがあります。
苦味は好き好きですが、私たちは好きです。
昨年秋に夫の魔の手を逃れて、わずかに残った健気な蕗といっしょに、きんぴらにしました。
春の味ですね~。
昨年新しく植えたアスパラも、細々ですが、食卓に上っています。
そうそう、もうすぐ、茗荷が芽を出すはず。
どういうわけか、夫に邪険にされていないんですよね~。
豊作だったら、かす漬けに挑戦してみましょう。
畑仕事は嫌いですが、食べるのは大好きな私です。