珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

断捨離するのは早すぎる

2015年07月20日 | 日々のこと

ときめかないものは捨てましょうという、近藤麻理恵さんの片づけ本が 

アメリカでも大ヒットしているそうだ。

海の向こうでも、家庭に溢れた物を片付けられなくて困ってるのね~。

 

そうか、ときめかないものはすてるのねと、私も、かなりのときめかないものを捨てて来た。

何せ断捨離世代だもの。

ところが、最近、捨てなければ良かった、捨てなくて良かった、ということが相次いで、

断捨離はまだ早いんじゃないかと思い始めた。 

時間ができて、新しい習い事を始めたことが原因なのだけれど、

水彩画、社交ダンス、それに、町内会のパークゴルフ。

それぞれに付随する道具がいる。

新しく買わなければならないものもあったけれど、

家の押し入れで眠っていたものが使えて、買わなくてもすんだものもある。

水彩画では、カンバスや道具を入れる大きなバッグ、

屋外での写生用に折り畳み式のパイプいす。

ダンスでは、二人分のダンスシューズを入れる、水彩画とは別の大きなバッグ、

フレヤースカート、裾の短いTシャツ、などなど。 

夫も、皮工芸用に、昔のワープロケースを重宝して使っている。

どれも、ほとんど使ったことがなく、ときめかないが、痛んでいない、

捨てようかどうしようかと迷った挙句に、生き残ってきたものばかりだ。

思いだしてみると、こんなことなら 捨てなければ良かったと後悔するものも多い。

何でもかんでも取っておくわけには行かないけれど、

あれもこれもと、断捨離するのは早いんじゃないかと思う。

これからだって、何に興味を引かれるかわからないしね。

もっとも、早い早いと言っているうちに年を取って

断捨離できないで終わるという可能性は大きい。

そうしたら、プロに頼むわ。

思い出の品や貴重品だけ、ちゃんと分けておけばいいのよね。

必要なら、家丸ごと潰してもいいからと、子供たちには言った。

私たちに断捨離はできないかも知れないものね。

もちろん、増やさない努力はするけど、できるだけ。