珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

少しばかり気分を害したこと

2015年08月25日 | 日々のこと

今のダンススクールに来て2か月、先生やほかの生徒さんたちとも気心が知れてきて、

大分馴染んできたような気がする。

前のスクールで一応のステップは習っていたので、

初めから教えてもらうというよりは、正しく直してもらうという感じでやっている。

 

この間、レッスンが終わった後で、先生が、

「進歩したね~、すごく良くなったよ~」と褒めてくれたので、

「おかげさまで、ありがとうございます。先生の教え方が良いんですよ」

というと、気をよくして緩んだのだろう、

「人前で踊ってきたと言うから、実はビックリしたのよ。あれで、よく踊ったなと思って」

この間のクルーズで、「踊ってきたんですか?」と訊かれて、

素直に「はい」と答えたことを言っているのだ。

それは、先生の目から見ればそうでしょう。

見るに耐えないだろうことは、自分たちが一番よく知っている。

私たちは、それでもいいから旅の恥はかき捨てと、勇気を出して踊ってきたのよ。

上手でなければ踊ってはいけないなら、スキー初心者はゲレンデで滑ってはいけないし、

スケート初心者はリンクに上がってはいけないのかしら。

私たちは、ダンス競技会に出たわけじゃない。

野球やサッカーなら、チームに下手な選手がいたら困るかもしれない。

でも下手なダンスを踊ったからと言って、誰にも迷惑はかけないわ。

不愉快さをさっと顔に出したいところだけれど、出ないのよね~、この年になると。

悪気がないのはわかっているしね~。

先生は、私がムカッとしたことに全く気付かず、

「じゃあ次回ね」とご機嫌で送りだしてくれた。

なんだかね~、我乍ら寛大になったものだと思うけど、一言言ってやりたかったわ。

「私たち、あなたが満足するくらい上手になるのを待っていたら、踊らないうちに死んでしまうわ」

もう遅いけど。

帰りの車の中で私が、「あれはないよね、失礼よね」と夫に言うと、

夫は「は~、そんなこと言ってたか~?」

聞いてないのよね~、まったく、もう