朝、テレビを見ると、ある番組で梅沢富美男さんが認知症検査を受けるところだった。
梅沢富美男さんは、多分私と同年代。
プレパトで見事な俳句を披露なさっているし、生け花でもセンスの良さを発揮しているので、
認知症とは無縁だろうと思いながら見ていた。
すると、少し前に覚えた単語3っつのうち1つが思い出せなかったり、
100から決まった数、ここでは2を引いていく検査でつまづいたりしていた。
いっしょにやってみたけれど、
こちらは我が家の居間でリラックスしながら見て居るのだから、正解できて当然、
同じ条件でなら、もっとできないかもしれない。
私の場合、今年は何年ですか?で躓くだろうな。
さて、いよいよ脳を見る段階で、多少の萎縮が発見される。
でも、前頭葉は萎縮がないのでOK、今のところ、認知症の心配はないそうだ。
ほんとうに良かったわ。
私も、今年の冬、突然血圧が200越えして、脳のMRIをしたのだけれど、
異常はなしだったものの、脳梗塞の痕が3か所あった。
ショックだったが、3年前に追突されてMRIを撮った時にもあったと聞いて、もっとショックだった。
そんなこと何も聞いていなかったもの。
先生がおっしゃるには、現在脳に治療を必要とする症状があるかどうか調べるのであって、
それ以上のことを知りたいなら脳ドックを受けてください。ということだった。
なるほど、異常なしとはそういうことなのだ。
脳こうそくの痕も、私がこの白い点々は何ですか?と質問したから答えてくれたものだ。
3年前には動脈硬化があることはわかったが、それも、私がすでに動脈硬化があることを知っていて
質問したからだと、思いだした。
こちらが何も質問しなければ、「異常なし、年齢相応ですよ」で終わってしまうのだ。
60過ぎたら、動脈硬化も脳こうそくの痕も、多少あるのが普通だそうだけれど、
異常なしと言われて、何もないきれいな脳のつもりで安心していたのだから、
事実を知った時のショックは大きい。
それでも、脳ドックを受ける気にはならない。
もともと暴飲暴食もしていないし、肉好きでもなく、喫煙者でもないのだから、
詳しくわかったからってどうにかできるものでもないもの。
認知症検査も、やっぱりまだ受ける気にはならないな~
梅沢さんには動脈硬化も脳梗塞の痕もなかったのかしら?