世界遺産カイディン帝廟
フランスの傀儡、12代カイディン帝は自分のお墓づくりに情熱を傾けていたけれど、
ベトナムで良質の大理石が採れるにも関わらず、フランスの大理石、
バッチャン焼きを無視して日本の有田焼など、自国ベトナムを無視した舶来かぶれで、
悪名高かったそうです。
ですが、今はその廟が世界遺産になり、観光客が人がたくさん来るようになって、
ガイドさん曰く「今は良い王様になりました」だそうです。
居並んだ官僚たち
、
中国の兵馬俑のようを真似たのでしょうか。
中国風とヨーロッパ風が混じった独特な感じですね。
とても豪華です。
日本の有田焼を割って作った装飾
良いところですね。
傀儡皇帝としては、豪華な廟でせめて自分の威厳を示したかったのかも知れませんね。
次は、国民に慕われた王様の廟へ行きます。
トゥドゥック霊廟
入ってすぐ不思議なものが売られていました。
蓮の実です。
ぶつぶつの部分が実で、ぽろりと取れます。
トゥドゥック霊廟はお墓というより公園のようです。
東屋で宮廷音楽が演奏されていました。
優雅な音色にしばし聞き惚れました。
アオザイは、もともとこういうふうにゆったりとしていたそうです。
それがだんだん洗練されていって、今のように体にぴったりしたアオザイに変わってきたんですね。
美しい蓮池
蓮はベトナムの国花だそうで、公園にも道端にもいたるところにあります。
水の豊かな国ならではです。
ホテルへ向かいます。