珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

夫のストレス解消法なのかも

2017年03月28日 | 日々のこと

どちらのお宅もそうだろうけれど、

通信費用をお安くできますという電話がよくかかってくる。

私が出れば、「必要ありません、ガチャ」なのだが、夫が出るとそうはいかない。

受けて立つのだ(笑)

まずは、「あなた、本当はどこの方?」

「 それは違うでしょう、○○なんたらと勝手に名乗っているけど、

○○とは関係ないんじゃないの」

(でも、○○とくっつけているのだから、○○から許可を得てやってるんじゃのないの?)

( )の中は私の心の声だ。

「安くなるって言っても、計算したら安くなんかならないよ」

(じゃあ、すぐ断ればいいじゃん)

「メールアドレスとか、その他もろもろ面倒くさいし」

(だから、断ればいいじゃん)

 いちいち相手の言葉に反応し電話を切らない夫にイライラする。

そのうち、ああ言えばこう言う状態に陥って、向こうも早く切りたいだろうに、

自分から切ってはいけないという決まりがあるのかもしれない。

散々 、私と相手をウンザリさせた後で、やっと電話が終わる。

 

 私:どうして相手をするの?いりませんって切ればいいじゃない

夫:だって、腹が立つでしょ、いい加減なことを言って。

私:安くなる人だっているんじゃないの、向こうも仕事なんだから仕方がないじゃない。

夫:黙って見過ごしちゃいけない、なんたらかんたら~。

毎回繰り返す不毛な会話。

 

そして、わかった。

これは夫のストレス解消法なのではないか。

PCオタクで、しかも時間が有り余っている夫は、通信分野は得意だ。

常に研究を怠らず、

何時間か研修を受けただけで?高齢者をけむに巻いて契約をとる

にわか専門家を言い負かすのが、楽しいのかも知れない。

実は、こういう電話を手ぐすね引いて待っているのではないかしら。

よく見ていると、電話で相手がこういう類だとわかった時に、顔つきが変わる。

くっと引き締まるのだ(笑)

スズメを狙う猫のように、戦闘態勢に入るのだ。

ライオンじゃないところが可愛い(笑)

「ほんとにうるさいやつらだ」

と言いながら、どこか満足気なのも納得がいくわ。

 

なるほど、ストレス解消ならば、それでいいわ。

そう思えば、私のイライラもない。

電話の声がうるさいだけだ。

でも、電話の向こうの相手がちょっと気の毒(笑)