復興割で、定山渓の「ホテル鹿の湯」へ行ってきた。
今回は、お友達のM子さんと一緒だ。
私が復興割で温泉へ行ったことを話したら、M子さんが、私も行きた~いと言い出し、
前回のファミリー向けがやや不満だった私も、もう一回どこかへ行きたい気がしていたので、
じゃあ、行こうかということになった。
たまたま阪急さんから定山渓の鹿野湯のプランがきていたので、それで決まりだ。
定山渓は札幌の中心からは約1時間、やや旅行気分に浸るには近すぎるけれど
その分、気軽に行ける。
当日、ホテルの送迎バス2台は満員だった。
鹿の湯は古い。
お掃除が行き届いていて清潔だけれど、
リフォームでは隠せない経年の劣化を感じるのは仕方がない。
お得プランなんだから、まあいいわ。
夕食はバイキング+カニ三種盛。
大きなタラバの足、負けじと大きな花咲の足、
その下には毛ガニの半身、甲羅の中にはカニ味噌がたっぷり入っていた。
見回すと、このカニの三種盛がついていないテーブルも多かったから、
プランも色々なのだろう。
このカニが復興割分かも知れないねと話しながら、美味しくいただいた。
バイキングも、全体的に年配者に気を使ったメニューが多かったように思う。
私は、断然こちらが良かった。
窓のカーテンを開けて、雪が降り積んで白く覆われていく温泉街を見ていた。
ホテルの明かりに照らされて舞う雪、橋の街路灯に浮かび上がる雪。
足湯の湯煙に溶ける雪。
あちらこちらのホテルでもカーテンを開けている窓が多い。
みんな雪景色を見ているのだろう。
久しぶりだったけれど、定山渓はいいなと改めて思う。
復興割は来年2月までだから、それまでにもう一度どこかへ行こうと
M子さんと約束して、帰ってきた。
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