先月NHKのPSプレミアムで、ミス・マープルシリーズの新作が放映されていた。
ミス・マープルは、亡くなったジューン・ヒクソンに代わって、ジュリア・マッケンジーという女優さんが演じていて、若返った感じだ。
日本語吹き替えは藤田弓子さん。
新しいミスマープルを一目見たら、何故藤田弓子さんが選ばれたかすぐにわかった。
顔が似ているのよ
藤田さんが10歳か15歳お年を召したら、このマープルにそっくりになるだろう。
実はジューン・ヒクソンの後に何人か、ミス・マープルを演じているけれど、どなたも今一つだった。
でも、今回のジュリア・マッケンジーは、適度に可愛らしくて、ああ、こういうマープルもいいかなと思わせる。
ところで、いつも不思議なのだが、ミス・マープルの生活費はどこからくるんだろう?
なんだか野暮だと思うけれど、気になって仕方がない。
「小さなことが気になるたちなんですよ」と、紅茶のカップを片手に言ってみたくなる。
ミス・マープルは、多分70代、健康状態は良好で、頭は冴え渡っている。
セントメアリーミードという小さな村の小奇麗な家に住んでいる。
行儀見習いを兼ねた小間使いがいて、家事をしてくれる。
お金持ちのお友達に招待されて、よく出かけている。
売れっ子作家の甥がいて、時々旅行をプレゼントしてくれる。
いつも編み物をしているけれど、誰のために何を編んでいるかは不明。
何かを編み上げたという記憶もない。
若かりしころ、恋人がいたけれど、戦死してしまった
その後結婚したことはなく、若いとき職についていたということもなさそうだ。
戦時中病院で負傷兵の看護をしていたけれど、奉仕活動のようなものらしい。
収入のありそうなことは一切していないと思われる。
親の遺産があるような話も読んだことがない。
それなのに、あの優雅な生活は何?
年金かしらね。
でも、小間使いを雇えるほどの年金がもらえるものかしら?
ああ、気になるわ~
誰か教えてー
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