ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

本日のすずめ食堂

2013-06-10 | すずめ食堂



あれからニコンの教室に一日だけ行った成果をお見せしましょう。
少しは進歩してますか?

因みにこの日は曇っていたので、ホワイトバランスを少し調節し、
フォーカスもISO感度も教わったことに忠実に設定してみました。



ガラスの映り込みがやっぱり今一つですね。
取りあえず磨いたんですが(笑)
教えていただいたフィルム、アメリカから帰ってから貼ろうかな。







あの親子スズメが本日もご来店。



こすずめ、可愛い。
お母さんが食事中、横で待っています。





お母さんの嘴の中にお米が見えますね。
これが玄米であることもなんとなく色からわかっていただけますでしょうか。



「ちょーだい」と言いたげに親鳥を見つめるヒナ。



やった!お米口移しの瞬間。



お母さん「・・・・・・ん?なんだか視線を感じるわ」
仔すずめの喉に黒い模様はなく、羽毛がふわふわしています。



お母さんも食べます。



お母さん咀嚼中。
子供は待つだけで自分で食べません。



カメラ目線。
やっぱりレンズが気になるみたいです。






今日はこれで閉店です。
またのお越しをお待ち申し上げております。






開設1000日記念漫画ギャラリー~中指作品集

2013-06-10 | つれづれなるままに




ブログ開設して早三年。
この三年間に実にいろんな出来事がありました。

毎日のように日記代わりにエントリを制作していますが、
日記と言うより

「わたしの海軍歴史自衛隊関係探求の記録」

という内容で、その濃さや信頼性についてはともかく、
とにかく「毎日信じられないほどの長文をアップ」するブログとして、
ブログ界の片隅にそれなりの位置を占めている、と
自分事ながら呆れつつも自負しているわけでございます。


当ブログの特色として、リサーチ、文責は勿論のこと、掲載する写真、
そして挿絵、BGMの選曲すべて自分でやってしまう、という、まるで
小さいころ作っていた「こども新聞」のようなノリが挙げられます。

しかし、ブログ運営開始当初、「自分で絵を描いて掲載できる」と知ったときには
嬉しかったですねえ。
イラストレーターや漫画家さんのブログならともかく、シロートが自分の絵を
掲載しているタイプのブログというものをあまり見なかったものですから。

あ、こんなことできるんだ。ならやってみよう。
そんな感じで、徐々に今の形になっていくわけですが、
最初はブログ機能に搭載されている「お絵かきツール」という
絵画ソフトで、こういった漫画を制作していたのです。


ただし、このお絵かきツール、何度か説明していますが、ホイールパッドを
中指(なぜかわたしば中指の方が描きやすかったので)でなぞることによって
線を描く、というとんでもないもので、下書きもできませんから不自由な指で、
何度も線を描きなおしながら苦心惨憺して仕上げていました。

書き終わった後は、腱鞘炎のように指が攣ったものです。

絵もさることながらこのソフトは字を書くのが大変でした。
まるで人格を疑われてしまうような、ミミズののたくったような字なのはそのせいで、
いや・・ペンで書くのも絵画ソフトの場合、モニターを見ながらパッドをなぞるので、
かなりこちらも不本意な字ではあるのですが、何しろ、苦労してもこの程度です。

あ、この際ですから言い訳しておきますが、わたくしが紙に書く字は、
マンガの字とは全然違いますからね!
もう少しましですからね!


この漫画は、予備学生13期の土方敏夫氏の回想録から、
氏の「失敗談」を描いてみました。
土方氏はその後逝去されたのですが、その少し前、
エリス中尉はこれをプリントアウトしたものをご本人に手渡したと言われています。








軍事演習で、御召艦を間違えて魚雷攻撃してしまった若い士官搭乗員。
ベテランの先任搭乗員は必死のバンクで止めようとしたのですが、
その努力も虚しく、魚雷は放たれ、運の悪いことにポーポイズ運動を起こして
浮き上がったまま艦に突入してしまったそうです。

ちなみに演習のときの魚雷攻撃は艦の下を通過させるのだそうです。





「パンツ一枚で初撃墜」
というタイトルだったかと思います。
特に戦後、自分が戦争中どんな撃墜をしたかなどということは、
「ゼロ戦ブーム」到来まで決して大きな声では言えなかったようですが、この
小高氏によると、初撃墜とは搭乗員にとってよほどうれしいことだったらしい。

この時の誇らしい気持ちと、コンソリデーデッドを撃墜した興奮は、
その人生の記憶に燦然と輝きを以て小高氏の人生を彩ったようです。

パンツ一枚で機から降り立った時の恥ずかしさとともに。


ちなみに、ある回想記を読んでいて、海軍兵学校67機、笹井中尉と同期の
川添利忠少佐(最終)が、やはり戦地で、こちらは褌だけで出撃し、
見事敵機を撃墜してきて平然としていた、という思い出を語っている人がいました。
川添少佐は写真で見る限りは物静かなタイプで、クラスの間でも
「どちらかというと偵察向きの搭乗員で、戦闘機に決まったときはニヤニヤして
嬉しそうにしていたから意外だった」
などと言われていたようですが、戦地での川添少佐は、このエピソードにも見られるように、
非常に激しい、闘争的な面を持っていたようです。

邀撃のとき搭乗員は身なりなど整えている場合ではないので、
とりあえずそのまま飛行機に飛び乗ってしまいます。
だからこそかれらはいつも飛行服でいたのだと思いますが、
とんでもない恰好で邀撃にあがり、不幸にしてそのまま戦死してしまう人もいました。

わたしが読んだ中で一番悲惨だった例は、邀撃の命令が下ったときに宴会中で、
着物を着てお化粧をし、女装していた搭乗員がそのまま出撃して、
その恰好のまま撃墜されてしまったというものです。

 



「菅野直伝説」はいくつか描きましたが、実はこれにも菅野大尉が出演しています。

この「太りすぎで艦爆に行かされそうになり、菅野大尉に泣いて頼んだら
戦闘機に残してもらえた搭乗員」ですが、この物資不足のご時世に
どうしてこれだけ太っていたのか?というと、やはり搭乗員の食料は
任務がハードなのでかなり一般に比べて潤沢だったようです。

ちなみに、この方はわりと最近実際にお会いしましたが、とてもスマートな方でした。
人生で一時期だけ太っていたのが、よりによってこのころだったんですね。





確かアメリカ滞在中だったと思うのですが、この心温まる
隣国軍のほのぼのニュースにあまりにも感動して、F-15以外は
何の資料も無しで漫画にしてしまいました。

「自分でレバーを引いて射出されてしまった軍幹部学校の校長」のお話です。

この軍は、マンホールの穴に戦闘機がはまったり、
空母の甲板がヘリの重みで凹んだり、データリンクもできないのに
数だけイージス艦をそろえたりしたがるので有名です。







野中五郎の居眠り伝説を「居眠りの達人」というエントリにしてみました。





阿川弘之の「井上成美」からのエピソードです。

従兵のお仕事はハードで、艦長の部屋を掃除していてつい、
ベッドに倒れこんで寝てしまうほどなのですが、
目覚めたら隣に艦長(井上成美)が寝ていた、という実話。

疲れていたんだな、可愛そうに。

そう思った井上艦長、寝ているのをそのままにしておいたわけですが、
寝ていろ、と言われたって従兵にすればそれどころじゃありませんよね。



「DARPA」国際高等研究計画局」

ゴキブリ爆弾とか、敵の兵士の肌質を変えるとか、

敵の兵士達をホモセクシュアルに変え、
互いに激しく惹かれあうようにする催淫型化学兵器


とかを潤沢な費用をもらって研究しているアメリカの秘密(じゃない?)機関。

そんなDARPAのことを熱く語ってみました。


一見不真面目なことを真面目にやる、というのが、結局は人類の
科学の進歩につながっていくこともあるのではないか、
だからこそこのDARPAについては暖かい目で見守りたい。

そんな気にさせられる、軍事開発組織でした。


・・・・・・でも、自分の親とか夫がここに勤めていたら、少し嫌かも。