ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

カラスの群れ

2012年01月23日 | 愛ある辛口
ある夜のこと。

カラスがものすごい近くで鳴いていました

一羽どころじゃなく、何羽もです

これは、なにか違うぞ?と思って

窓から外を見ましたら

カラスの大群が、我が家の向かいの電線に停まって、

話しているのです

話しているというか、怒っているという感じの会話です


こんな夜中に、珍しい・・・と思っていました


あれから、真夜中の電線での会議はなくなりましたが

夕方にやってくるようになりました


どうやら

近くの森が、開発のために崩されたようで、

そこに住んでいたカラスたちが

私の家により近い森へ移り住んできたようなのです


一列に並んだカラスの存在感は

ものすごいものですが

すべての色を含み、吸収する黒という色をした鳥、カラスは

神話や信仰の中では神の使いとか

エジプトでは太陽の鳥として描かれています



カラスの色が、なぜ黒になったのか?という

各地の言い伝えも、知ると楽しいです


始めは、カラスの色は白だったが

ふくろうに頼んで、いろんな色に染めてもらったら

黒くなってしまった話とか

ふくろうに頼んだら、ふくろうは黒地に金色の模様をつけたら美しいだろうと思って

はじめに黒く染めたら、それを見たカラスが怒って去ってしまったという話もあるのだとか


ギリシャ神話に出てくる太陽神アポロンとの話は、結構悲しいものがあり・・・


白にしろ、

黒にしろ、

この二つは、すべての色を含んだ色

数字でいえば、「9」ですね

数字の「9」は、すべての数字を含んだ大人の数字


そんなカラスたちと

夕方に毎日会うことになるのは

なにかのご縁なのでしょう ねw


窓に糞(Σo(TξT)oベチャッ!! が つくのは

ちょっとご迷惑なので

窓につかないように お願いしたいものです








「バカ力」 もっとこうなればいいのに・・・を実現させる力

2010年04月26日 | 愛ある辛口
山口にいて、いろんな活動をしていたとき、

「あゆみんも、バカの仲間だよねぇ~」と唐突に言われたことがあります。

「ん?」

初めはぴんとは来なかったのですが、その「バカ」って、

世の中のことを真剣に考えるあまり、

人のしないようなことや、人が行きたがらないような会議や、

人がどうでもいいと思うことやポジションに、

なんだか自然といて、人以上にあくせく動いて、

ひーひー言ってる・・・そういう人のことを言っているのでした。


そして、そのあくせくして動き回る人たちは、とっても魅力的で、

とっても前向きで、明るくて、誰も排除しない集団だということに

気がついたのです。


わたしは、その

「あゆみんも、バカの仲間やねぇ。」と言われて、

その魅力的な仲間の一員に加えてもらって、とっても嬉しかったのを覚えています。

そんな「バカ」なことをしている原動力、それがバカ力であると、ここで宣言します。


八戸でも引き続き、こうして「バカ」なことをやっているわけですが、

親や親戚、家族からは、まったく違った意味合いで「バカ」だと

思われているわけであります。

残念ながら、わたしの「バカ力」は、万人には通用しないようです。


悲しいのです、本当に。
会うたびに、「まだボランティアやってるの?」
「いつになったら、稼ぐの?」
そういわれ続けて何十年・・・。
正直、悲しすぎるのです。

きっと、わたしは感謝が足りないのだと思います。
親への感謝、夫への感謝が。

わたしはわたしでいいじゃん!

傲慢なのかもしれません。いえ、傲慢なんです。
わがままなんです。

だからといって、湧き上がる感情を抑えることはできるのでしょうか?

わたしの、「世の中、もっとこうなってくれたら、、、」とか

「こういうのがあったら、すごしやすいんじゃないの?」という感情は、

今に始まったことではないのです。


過去をさかのぼれば、そんな風に考え始めたのは、

幼少時代からだったのではないでしょうか?

「ママとパパ、もっと仲良くすればいいのに・・・」から始まって、

「しんせきのおばちゃんとママとは、どうして仲良く話せないの?」

「そうして悪口ばかり言うの?わたしのママだよ。聞こえてるよ。」

「ママは、悪くない。パパはもっとこうしてあげたほうがいいんじゃない?」

「パパ、さびしかったら、ママに会いに行こう。」

・・・・・・

子どもの、洞察力は、直感的で、平和的だと思う今日この頃であります。

その直感と平和的な考えは、大人になるにつれて、

世の中の当たり前と、体裁と、世間体と、常識というものに覆われて、

薄れていってしまうものだと思うのですが、

どうもわたしは、そいう部分では世の中で言われる「お手本となる大人」には

なれずに、何十年も経ってしまいました。


わたしの「バカ力」は、根が深いのです。

だから、その「バカ力」を取り除こうとされると、かえって反抗心が芽生えて、

気がついたら家にいない!!!ってことは、あるかもしれません。

家の中に、その「バカ力」を発揮するようなシーンがないことも、

理由のひとつかもしれませんね。

恵まれているのです。環境にも、人にも。

だから、こうして「バカ力」を出させてもらっているのかもしれません。

ありがとう、家族。

ありがとう、みんな。

わたしの「バカ力」、粉砕しないように、さて勉強勉強。




お手紙

2010年04月06日 | 愛ある辛口
お手紙を書こうとして、やめたお手紙があります。

一緒にお仕事をしている仲間は、一生の仲間としてお付き合いしたいという

思いから発したお手紙です。


一人ひとり、一生懸命生きています。

その一人ひとりの気持ちを尊重して、大切にしながらお付き合いしていきたい。

誰も、誰かを責めたり、おとしめたりすることのない関係がいい。

要するに、「わたし」という人間、一人ひとりの人間性を

尊重してほしいということです。


同じミッションに向かう仲間だと思ってくれるなら、

仲間がどんな思いを持とうと、何が好みであろうと、

自分とはそぐわないカラーが好きであろうと、

それを否定しないでほしい。

自分の価値観と違ったとしても、陰で非難したり、

おもしろおかしく中傷したりせず、

見守るか、見守れないのなら見ないふりをしてほしい。


仲間の中で、信じ合える関係を作れないのであれば、

わたしは一緒に仕事ができません。

人の話を聴いたり、守ってもらえなかったら、

仕事、やめるつもりでいます。

信頼関係の厚い仲間を作っていきたい、

そのためにわたしも頑張るから!


猫 会話中

2010年02月21日 | 愛ある辛口
家の外で
猫がわめく

春が近いね

そんな話をしてる?

ううん

おまえ オレのなわばりに なんでいる?

って話している

そんな感じ

だけど 彼らは

同じアパートの

違う部屋で 飼われているから

近所トラブル 頻発している 因縁の

二匹なのだ


猫もたいへんだね

互いを受け容れられる時がくるのは

人間よりも早いか 遅いか 

永遠に来ないか

夫婦別姓反対!に反対!!

2010年02月08日 | 愛ある辛口
K金融・郵政改革相なるお方が、

「夫婦なのに、名前が違うのがあるべき姿なのか。私は反対だ!」

とおっしゃったそうです。

政府が提出する予定の、「選択的夫婦別姓制度」導入が盛り込まれた

民法改正案に対してのコメントだそうです。


個人的に、私は夫婦の姓の選択について、大賛成です。

理由は、結婚し、籍を夫側に、妻側に入れたという手続きがあれば、

姓をどちらで名乗ろうと、なんら問題はないだろうということ。

結婚しても、仕事を続ける人が多い中、姓が変わったことによる、

役所・名義変更等の数々の諸届け、

方々への連絡・説明等の作業。

お金と資源と時間の浪費は、正直疲れる。

その人本人自体は、結婚した以外、何にも変わっていないのに!


そして、この疲れる一連の作業のほとんどは、女性が担っていることが多い。

個としての、アイデンティティーの尊重という風潮から見ても、

私は選択制という、より自由度の高い制度は大歓迎だ。


「男女共同参画!」なんて、大手振って、豪語したいのではない。

ただ、結婚したという事実に対して、それに付随するもろもろの

手続きやら、女性の心の問題に、目を向けて欲しいのだ。


私は、夫の姓になる直前の、飛行機の中でこう叫んだ。

「どうして女は、仕事を辞めて、好きな土地を移動して、

さらには自分の20数年間親しんできた姓まで奪われなければならないのか!?」と。

ものすごく、悲しくて、寂しくて、

機内で泣きながら、その時の思いをノートにぶつけていた。


私は夫が嫌で結婚してわけではない。念のため。

大好きで、遠距離の恋愛に終止符を打ちたくて結婚を決めた。

決めたのだけれど、いざかの土地へ一人で向かう時に、

せめて姓だけでも以前と同じままで名乗れないものかと

それにすがりたかったのかもしれない。


仕事にようやく面白さを見出し始めた時だった。

原価計算は、教えてもらってもいつも、ほんとうによく分からなかったんだけど、

それでもいつか、すっかり理解して説明できるようになっていようと

思ってもいた時だった。

上司からは期待されていたのかどうかは、???だけれど、

それでも、癖のある愛すべきメンバーたち(みんな名古屋人)の下で、

私は少しずつ、社会に適応していこうとしていた。


・・・後悔しているんじゃなくって、懐かしんでいる。

そんな風に感じてね。


別姓だっていいじゃない!

それで夫婦じゃなくなる夫婦なら、同じ姓にしたって夫婦じゃなくなっていると思う。


「選択制夫婦別姓制度」が可決されたら、

程度の低い(?)男性雑誌や低レベルの(?)女性週刊誌などには、

夫婦別姓を、世の中は認めていないとするかのように、

「夫婦別姓をお願いする女性とは結婚するか!?」みたいな特集が組まれ、

「こんなオンナとは結婚するな!?」とか

「私は、夫になる人の姓を名乗りたい♡」とかいう、吐きそうな企画とか、

想像できる・・・。


そんな流れが、少しほとぼりが納まる頃に、

やっと夫婦別姓を胸を張って名乗ることが出来る世の中になると思う。

10年選手ですね、きっと。


ミドルネーム式にしてもいいのよ~。


私は、その時、元の姓にするのか?

何かをペンネームでも出す機会があれば、旧姓を名乗るかもしれない。




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