ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

入園式

2008年04月12日 | 子ども
甘えん坊に育ててしまった・・・。

おっぱい大好き人間は、3歳半を過ぎても変わらなかった・・・。
いや、変えられなかった・・・。

女王様気取りな奴にしてしまった・・・。

自分の可愛さアップするためには、嫌な歯磨きも進んでし、鏡大好きで、いつも「うっふん」と言いながら、肩をセクスィに揺らして歩く女子になってしまった・・・。

反面、流し目で「っち」とか言うガキにしてしまった・・・。

何でも鼻声で言えば望みが叶うものと勘違いさせて育ててしまった・・・。

暴力的な一面も垣間見せる脅威的彼女・・・。


そして、そんないろんな部分よりずっとずっと、いいところ満載の次女が、
とうとう幼稚園に入園した。

年少・年中・年長さんが同じクラスになる“縦割り保育”を取り入れている某幼稚園で、入園式があった。

新しく入ったばかりのオチビさんたちだけで執り行われる入園式は、違った意味でハラハラドキドキする場面もあって、スリル満点だった。
あ、うちの子?うちの子は、きちんとお話を聴けましたよ。ほ~ほほほ。
絵本の読み聞かせのおかげかな?
それとも、ママの断固として「こっち来るな」オーラが伝わったのかしら~??(←こちらが正解)


くま組さんになったエリー。
「エリーはくまさん組」と言い張っている。ま、“くまさん”と呼ぶ方が可愛いか。
そんなやり取りが微笑ましいではないか。

バスに乗って行く姿は、とても凛々しさを感じるよ。
朝も早く起きるし、なんだかいつものだらだらした生活感とは違い、しゃきっとして、自立しようとしているのが伝わってくる。
今まで、結構手をかけすぎていたことを、あまり気にも留めていなかったが、ここにきて、母である私の甘さを痛感した。

彼女の“自分でできる”という能力を、邪魔していたんだなと痛感したのだ。
彼女のそんな素晴らしい力を阻害していたんだな、と思った。

親は、手をかけるのではなく、
目をかける・気にかける・心をかけるのが、双方の関係にとって最適なんだと、「子育てアドバイザー」の講座で勉強していたのにね。

はい、反省。

楽しい園生活を送れますように。
母は、次女にも、そしてもちろん長女にも心をかけるよう、努めます。

入園、おめでとう・・・。






ただいま~

2008年04月12日 | これも自分あれも自分
実家から帰ってまいりました。

北海道からはちょっと南にある八戸。
北から下ると、こちらの若干の気候の暖かさを肌に感じます。

まったりと両親とおしゃべりしたり、外食したりして、2キロほど太ってしまいました。

昨年手術をした母は、体力や免疫力が低下しており、少々の外出で風邪を引いてしまいます。
孫を連れて帰ると、嬉しさのあまり、いつもの数倍も張り切ってしまうので、1週間ほどの滞在中に必ずといっていいほど、体を壊します。

今年69歳。
ご近所にあまり知り合いのない私は、70歳に近づくご高齢の方の悩みや、体の具合など知る由もありません。

ただただ、見るたびに衰えていく母の体力を、今だけなんだよね?とか信じたくない、見たくないという心で避けているんじゃないかと思えます。


核家族化、そして転勤族の弊害。
子どもや高齢者を身近に感じることなく暮らそうと思えば、暮らしてしまえる今の世の中。
これではいけないと思い立ったところで、どこに行けば出会えるのか、出会ったところでどうしたらいいのか分からない人が多いかもしれません。

世の中、コンビニや自動販売機やスーパーなど、便利になったのはいいけれど、一日中一人の人間とも話さずに生活できてしまうことで生まれるメリットとデメリット。

人と話すと傷つくから、傷つけるからと、わざわざコミュニケーションを取らない人も多いと聞く。
だけど、そんな生活の中で、やっぱり人は人を求めていると思う。
人のあったかさを求めているんだと思う。

私は、自分の親世代と同じくらいの方を求めているんだと思う。
親世代から教わる、日常生活のいろんなことは、本当に貴重でありがたいことが多い。

「となりんち」でも、月に一度でもいい、隔月でもいいから、そんな多世代交流サロンしてみたいなぁ。

デンマークでだったか、核家族の家庭と、高齢者をつなぐ制度を取り入れている国がある。子育て中の親が、自分の親が遠方に住んでいたり、他界しているために、援助を受けることができずに孤立するのを避けるためだ。
数年前の日経に掲載されていた記事だった。メリットとデメリットがあるが、いい制度だと思ったのを覚えている。

ファミリーサポート制度のようなもので、依頼者が託児を依頼するのがファミリーサポートだが、依頼者と支援者とが同じ屋根の下で数時間を過ごすという制度が、デンマークの制度になるのかな。
ファミリーサポートも、こんな制度も取り入れられたらいいのになぁ。。。


とりあえず、多世代交流サロン、

今年度の「となりんち」計画に入れるっぺか。
どうでしょう??

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