中古物件を、1軒交渉中でした。
こちら側の希望購入価格を不動産やさんにお伝えしました。
1度、売主さんにお話されたかどうかを確認したとき、
こちら側の購入可能限度額を、不動産やさんにお伝えして、1週間経ちました。
ずいぶんと、時間がかかるものだなぁ・・・?
そう思っていました。
遅いな、と思ったので、不動産やさんに行きました。
そして、こちら側の購入可能の限度額に変更はできないこと、
不動産やさんの「これくらいなら、どうしますか?」という金額には、
応じることはできない旨をお伝えしました。
その価格なら、ご縁はなかったのだと、思いますと。
そして、1週間と1日経った夕方、不動産やさんからお電話がありました。
売主さんから連絡があり、
やはり不動産やさんが提示した価格までしか
下げられないというお話でした。
「では、こちらでも少し検討させてください。」と
返事をしました。
その価格では、買えませんとお伝えした価格ではありましたが、
再考してみようと思ったからです。
すると、
その20分後には、また不動産やさんから電話があり、
「実は、あと2件、交渉している方がおりまして、
売主さんが、その2件の方にもこちらの価格をお知らせしてくださいと
言われましたので、お伝えしましたら、
1件の方が、その価格で購入しますというお返事をいただきました。
それで、よろしかったでしょうか?」
そういう内容のお電話でした。
交渉してから、お返事をいただくまで1週間以上もかかり、
先方からの価格の提示が決まってからの、このやりとりの速さに、
一瞬にして、不快感と不信感を抱いた私は、
即答で
「ああ、それなら、ご縁がなかったってことですね。
ありがとうございました。」とあっさり応えて、電話を切りました。
他に検討中だという方がおられたことは、聞いていなかったこと。
まるで、こちらは○○という価格で買うと言ってますが、
あなたはどれだけ出せるか?という交渉を、クリアな方法ではなく、
後ろのほうでこそこそしていたこと。
価格が決まってからの交渉の手際のよさ。
それらが、すべて、この不動産やさんと売主さんのもつ性格による、
不誠実な取引方法なんだと感じました。
そう、
こんなに真っ直ぐな私。
こんなに誠実な私!!
そんな姑息なやり方、不誠実な手法を使う先方と
ご縁がなかったことが、ありがたいと思いました。
なんの未練もなく、怒りもなく、
ただただ呆れるばかりです。
商売に、計算も打算も必要だと思います。
でも、私は、誠実な方法で交渉していける人間性をもって、
商売がしたいと、思ったのでした。
ちゃんちゃん
さて、今回の物件にはご縁がなかったですが、
またゆっくりと探しましょう。ということですね。
私とご縁のあるとこは どこかなぁ~?
きっと、とてもクリアで、素敵なとこだと思っています。