八戸市内の飲食店情報誌「はちのへ中心蔵well」に、「子育て広場となりんち」が掲載されています。ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
この情報誌は、市内の飲食店や美容・理容室、リラクゼーション施設、雑貨店等の情報を年に4回の季刊で発行しているものです。
市内は全戸配布、なおかつ無料で市内の至る所に置いてあるという、地元の人にも、転勤族にも、観光客にも喜ばれる、重宝な一冊なのです。
そもそも発行することになった目的は、飲食店さん、および中心街の活性化のためだとか。飲食店さんが集まって、情報提供しようじゃないかという熱い思いから始まったものだそうです。
私も毎回発行になるたびに、ポストに投函されるのが楽しみでした。
今度はどこに行ってみようかな?とか、新たなお店の開拓に利用し、誌内にあるお店の特集記事なんかを読んだりして、行ったつもりになって楽しんでおりました。
が、「行きたい!」と思う場所は、いったい子ども連れで行ってもいいのかしら?という迷うことが多く、またわざわざ問い合わせするまでもなく、「行きたい」場所には行かず、結局「行ける」場所・「今まで行ったことのある」場所に行くような感じでした。
今年の2月に、「となりんち」では「子育て応援新聞 はちまま」を発行しました。
現役ママさんたちが一生懸命作った新聞です。
単なる団体の紹介や広報が目的でなく、八戸近郊の子育て世代が楽しく子育てできるような情報提供をしながら、八戸に必要な子育ての環境を提言することが目的の新聞です。
ママたちの士気を上げたい!どこかで誰かに「素敵な新聞だね!」と言ってほしい、それを励みに、またみんな頑張れるんだけどなぁ、と思って、その手段を考えていたら、ふと浮かんだ発想がありました。
「地方新聞は、取っていない若い世代が多くて目に入らない。
インターネットだったら、パソコン操作ができない主婦もまだまだ多い。
書店で販売している青森の情報誌は、わざわざお金を出して購入する主婦が少ない。
情報掲示板に置くとか、公民館に置くのでは、知っている人にしか届かない。
皆にまんべんなく手にとってもらえる方法ってなんだろう?
皆に分け隔てなく、平等に届く方法。。。
あ、あるじゃん!wellが!!!」
その発想を、数日間頭の中で熟成させて、出来上がったものを文書にして、
ファックスを送りました。
後日、担当者の方からお電話があり、
「wellは、子育て世代の方にもたくさん読んでいただいているので、子育て情報も掲載してもいいのではないかと、常々思っていたんです。
前向きな方向で考えて見ます。」というお応えが!!!
もうその前向きなお言葉だけでも、とっても嬉しいではありませんか!
さすが八戸!と思いながら、最終回答が気になってしかたのない日々でした。
ま、もしだめでも、また違う方法を考えるしかないか、と。
しかし、受けてくださったのです!
掲載方法は、市内の子育て情報(テーマを決めての掲載)と、子育てサロン情報。
見開きでの記事で、まずは今年度だけという期限つきで実施してみるということになりました。
これも、担当者の方が機敏に動いてくださったおかげです。
その後の打ち合わせの中で、となりんち利用者と
「どんな公園がありますか?」と情報を聞きながら、飲食店紹介ページのアイコンの話で盛り上がりました。
子どもの利用が可能かどうかをアイコンで知りたい、個室があれば利用できるかなと思える・・・。皆からのアイデアから、今回は「個室」「お子様メニュー」アイコンが増えましたね。
実は、市内子育て系イベント情報も掲載してほしかったのですが、なにせ季刊発行ゆえ、数ヵ月後のイベントが確実なものか、変更があった場合はどうするのか?という問題があるため、掲載はできませんでした。
イベント情報については、となりんちで発行する「はちまま」である程度のイベント情報は掲載することにしています。
このような進展に喜びを感じます。
ファックスしたのが今年の2月。そこから5月発行に間に合わせるべく忙しく動いたであろう担当者の方の情熱と仕事ぶりにも、感謝します。
担当者があなたでよかったです!Hさん!!ありがとうございます。
少しでも、八戸での子育てが楽しく、また快適になるように、市民であり当事者である私たちが声を挙げることで、社会は変わる可能性があるんだってこと、知ってもらいたいです。
今回のwellを見た感想をwellさんに届けることも、声を挙げる大切な手段です。
反響が、また次なるステップにつながるかもしれません!
みなさん、ご協力よろしくお願いします!
ネットでも閲覧できますので、ご覧ください。
「はちのへ中心蔵well」