ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

人は、変えられない

2013年01月29日 | 手放す~しがみつくのをやめる時
困難なこと

苦しいこと

困惑すること

厳しいこと

悲しいこと

辛いこと


人生の中で、マイナスだと思われる現象が目の前に現れたとき

そのときの自分が問われているような気がする


おまえは、この困難を乗り越えられるか

おまえは、この苦しみを飲み込めるか

おまえは、この困惑から脱出できるか

おまえは、この厳しさを受け入れられるか

おまえは、この悲しみを受け止められるか

おまえは、この辛さをどう処理するのか


乗り越えられない困難はない

飲み込めない苦しみはない

脱出できない困惑はない

受け入れられない厳しさはない

受け止められない悲しみもない

処理しきれない辛さはない


なぜなら

乗り越えられない現象は やってこないから

なぜなら

乗り越えるために その現象が用意されているから


同じようなことで 堂々巡りをしているときがある

おんなじところで つまづき、人間関係に支障をきたすことがある

逃げても逃げても 似通った現象によって 悲しみと辛さのスイッチを押されるときがある


私たちは、それらのマイナスと思われる現象を

マイナスと思わなくなるくらいになるまで

同じことがやってくるように人生を設定しているんじゃないか、と思う


私はいま、その現象と向き合っている

悲しみは、やってきた

深い深い悲しみと焦燥感がやってきた

けれど

それは、長くは続かなかった

私はもう、そのことで困惑も、困難に思うことも、辛く思うこともなかった

飽きれることはあれど

あとは、淡々と話を聴き、淡々とこなすだけだと

思っている


人のことは、変えられない

相手のことは、変えられない

それなら、自分の対応を変えるのみである


私は、もう

その、社会的には困難だと思われること

マイナスだと捉えられることに

捕らわれない


気づいて欲しいと思うことも

もう、

しない


私は、私のできることを させていただくのみ

私は、話を聴くことだけ させていただくのみです


もし、そのヒントを聞きたかったら、いつでもご連絡ください。

∮TCカラーセラピー∮させてください。


赦す でもなく 受け入れる でもない 青い空

2011年01月28日 | 手放す~しがみつくのをやめる時
今日も空は青かった

強く冷たい風が吹き、私の顔を平手打ちするかのようだった

この青い空も 冷たい風も

ただ「今」この瞬間を すーっと生きているだけ

自分の役割を 自分の使命を 今 ただ 行っているだけ

何かを赦すのでも 受け入れるのでも 否定するのでも

愛するのでもなく

ただ 淡々と 今の瞬間を 照らすだけなのだ


私は 幼い頃からの自分が傷つけられたと 思い込んでいる過去に

今は 縛られている

正確に言うならば 縛っているのは この自分だ


縛って 苦しんで 

どうしたいのかというと

その問題を打開したい 

その一心なのだ


私は かつては 「赦そう」と考えていた

そして 「受け入れる」ことをしようと思っていた


とても落ち込んで、どうしようもなくなったときに訪れた

精神科の医師に

「どうして、そこまで克服しようとするのですか?

克服しようと思わなくてもいいのではないですか?」

と言われた。

その言葉は、医師としてというよりは、

彼の心の中の何かが言わせたような、

そんな匂いがした。

「医師である私にも、いろんなことがあります。

だから、精神科の医者になりました。

苦しいことを乗り越えようと思わなくてもいいと、思いますよ?」


今また、その言葉を思い出す

考えた

そして 考えるのをやめた

そうしたら ふと言葉が降ってきた

「赦すのも、受け入れることもやめなさい」

それが、今年のお正月三が日にいただいた言葉だった


あまり元気が戻らない私ではあるが

その元気にならない部分を そのまま受け止めることができている

「今は、過去に止まっていてもいいよ」と

認める自分がいる

だから 苦しくて悲しいのだけど

精神的の深い部分は 実は 傷ついていなくて

楽だ


感情を 感情のままにするのではなく

感情が噴出したら その感情を少し頭上から見下ろすように

「そっか 今 あなたは 怒っているのね

腹立たしいのね」

そう声をかけてあげる

そうすると すーーっと何かが抜けていく


札幌の心理セラピスト 西谷真美先生が言われたことが

ようやく実体験できた


なんとかしたいと思わなくていい

なんとかなるときに なんとかなるものだ


今は 自分のその 過去に縛り付けている自分を眺めて

「悲しかったんだね 辛かったんだね

傷ついたね 怒っていいよ 泣いていいよ」と

感情を 認めてあげる作業

それだけで いいのだ


誰かを「赦す」ことも

何かを「受け入れる」ことも

やめて

自分の感情を「受け止める」ことをすれば

自然と

「手放す」ことに繋がるのだと

思っている


そう、今日ふと降ってきた言葉は

この「手放す」だったのだ

インナーチャイルドと 出会う

2010年11月13日 | 手放す~しがみつくのをやめる時
お風呂に入りました。 

なぜか今日は、久しぶりにローソクに火を点して、

お風呂場の中は、ローソクの明かりに囲まれての癒しの空間に。。。


体のクリーニングをした後、

湯船に浸かって、

ハー(HA)呼吸法をしました。

ハー(HA)呼吸法とは、聖なるエネルギーを吸い込む呼吸法のことだそうです。

ハワイの、問題解決技法である「ホ・オポノオノ」の著書に

掲載されていた呼吸法で、

瞑想などに使えると書いてあります。


HAには、生命エネルギーを活性化する働きがあるのだそう。

早速、湯船に浸かりながら、姿勢を正し、

背筋を真っ直ぐに伸ばして、軸を直線にしました。

本来ならば、両足は床にしっかりつけていなければならないらしいですが、

今回はご勘弁を。

手は、自然と膝の上に置いていました。

そして、鼻から息を吸い、鼻から吐いていきます。

その具体的な方法については、こちらを・・・。

ただ深呼吸を繰り返すのではない手法を取りながら、

呼吸が終わると、瞑想に入りました。


私は、お風呂に一人で入ったり、調理をしたり、車を運転していたりすると、

ふと、言葉が出てきます。

頭の中に、言葉が連なって、何か話しかけてきます。

アイデアだったり、最近の自分に対しての意見だったり、

アドバイスだったり・・・。

きっと、私の中にある何かが作動して、

ぱぱっと出てくるのだと思います。


瞑想に入ると、それはよりクリアになって、表れます。

「何を迷っているの。

あなたは、ちゃんと道を進んでいるよ。

迷うなとはいわないけれど、迷っていいけれど、

予定通り進んでいるから、自分を信じろ。」

そんなことを、自分の中が言っています。


次に、私はインナーチャイルドと話すことに決めました。

なぜか突然、話したくなったのです。

会いたくなったのです。

はじめ、幼い自分を、懐にいだくと、

よしよしと頭をなでてあげました。

そして、なぜこんなにもビクビクしているのか、訊いてみました。

すると、彼女はこう答えたのです。


「怖かったの。 とっても怖かったの。」

その意味は、すぐに分かりました。

「パパが、怒るととき、すんごく怖かったの。

ママが怒られているとき、振り回していた野球のバッドや、

ゴルフのドライバー・・・。

わたし、自分自身が、あのバッドとかドライバーみたいに、

人を傷つける人間になるんじゃないかと、怖かったの。

わたしが、生きていることで、

人を傷つけてしまうのが、怖かったの。

悲しかったの。とっても。 

私が生きていることは、世の中にとってよくないと思ってるの。」


私は、はたと気がついたのです。

知らなかったのです。

あの両親の度重なる夫婦喧嘩のときや、

父が機嫌が悪い時に、持ち出すものや、投げるものに、

私の意識が、摩り替わってしまっていたことを。


号泣しながら、

私は、私の子どもの時代に、

「こわかったね、悲しかったね」って

言い続けました。


感じてはいけない感情はないと、教えてくれたのは、

来週の木曜に札幌から来られる西谷真美先生でした。

私はその教えを、そのまま生かして、

感じていいよ

いっぱい感じていいよ

泣いていいよ

涙、ぬぐわないで、

そのまま泣こう

って、言いながら、抱きしめました。


そうして、しばらく泣いて、

抱きしめたら、こどもはすっかりスッキリとして、

顔を上げました。

私は、彼女に、「大好きだよ」って伝えて、

さよならしました。


サヨナラしたら、

湯船の周りのローソクの火が、

くゆら くゆら と 揺れました

あ、帰っていったんだ

そう思いました。


こんなに鮮明に、幼い自分を見つめ、

幼い自分の感情を感じたのは、初めてかもしれません。

胸にぎゅーーっと、やさしく抱いて、

震える彼女に、「守るよ」って約束したことも。


「ホ・オポノポノ」の本には、インナーチャイルドを抱きしめる時は、

やさしく抱きしめようと書いてありました。

あんまりきつく抱きしめると、恐怖心を覚えるからだそうです。


また、会ってあげようと思います。

そうして、私の中に隠してあった恐怖心や、自信のなさを、

クリーニングしていこうと、思います。









オーラソーマ で 自分に戻す!

2009年12月17日 | 手放す~しがみつくのをやめる時
八戸市内にある、オーラソーマという、

カラーセラピーのお店へ行きました。

色とりどりのボトル

薄い紫と 緑と ピンクと ブルーと・・・

100種類以上もある この色たちの組み合わせの中から

4本のボトルを選びます。


「今日はどんな理由で来店したのか?」というアンケートに

「興味があるのと・・・

自分の本質と 課題の 確認に来ました。」と答えました。


自分の本質と問題点と課題については 

自分自身でわかっているつもりでも

どういう道を歩いたらいいのか 分からなくなります

だから 確認しに行ったのです。


選ぶ色、色の組み合わせは

そのときの心の状態や 状況によって変わってくるもの

今だからこそ 見えてくるものが 自分の中から出てきます

無意識に


自分が楽しいと思うことをやったらいい

興味のあることは なんでもやってみたらいい

今はお試し期間を いただいていると思って


その中で きっと自分が追求したいものが出てくるはず


自分の描く未来について 

すーーっと自然に言葉になって出てきたことが

話しながらびっくりしました

その未来予想図は 

ふんわりピンク色の あったかい場所でした

その未来へ 

この道は 続いているのだと 思いました


今までの経験 体験 思い 学び

すべてが無駄ではなくて

すべてを活用することができる 

そんな未来が あるようでした


「あなたの夢は 必ず実現します」

セラピストのその言葉に 勇気をいただきます


きれいな色たちに 囲まれて

安らいだ日



再会~34年ぶりに会う母(草稿まとめ)

2009年12月01日 | 手放す~しがみつくのをやめる時
手放すために 会いに行ったのだった

自分をがんじがらめに 縛り付けていた過去と さよならして

新たな自分へ ステップアップするために 覚悟したのだった


手放す 

それは 

私一人だけの問題ではなかったことに

手放しに行って 気がついた


手放したつもりになっていたが

新たな形の始まりでもあった


あの後 母からの連絡は 一度もない

「本当に忙しいから、電話には出られないことの方が多いから。」と

一言伝えたから、かもしれない

母の優しさかもしれない

一人娘に 迷惑はかけられないから

お金をもらってしまった手前 電話しづらいということもあるかもしれない


本を読むことが好きだと言っていた

その言葉に ふと

この本を読んだら送ってあげようか・・・なんて思いを

新潟へと飛ばしてしまう自分がいた


何十年も離れていても

どんなに傷つけられても

こんなに悲しくても

母と過ごした たったの5年間は 

私へ 「かけがえのない愛」として 伝わっていたのだろう

母の優しさは 今も覚えている しっかりと

そして

新潟でご馳走になった おいしかった料理の味も

きっと一生忘れることはないだろう


あなたに生んでもらって よかったと

ありがとうと

きっといつか 伝えることがあるだろうと思う


そのときまで

私の作った「母への21の手紙」はとっておこうと思う


手放すはずが

違う表情を見せる 思い出となっていた

私の心の中は 意外とすっきりとして

晴れ渡る青空 というよりは

きらびやかな 夕日という感じがする

ありがとうございます


広告