ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

クリスマス家族会

2010年12月26日 | 子ども
函館に来ていました。

私の父の所属する団体の「クリスマス家族会」というパーティーに、

毎年出席させていただいています。

函館の五島軒にて、約80名の参加する大きなクリスマス会。

子どもたちが毎年楽しみにしています。


今回は、週末という好日程と重なり、夫も初めて参加しました。

まるで結婚式のような会場に、円卓が並べられ、

おいしい料理を食べながら、シャンパンやビールで乾杯します。


福岡から、弟一家も集まって、

私の実家一族勢ぞろいです。

福岡からは、羽田発の飛行機が、函館空港天候不良のため、

千歳空港へ行ってしまったのですが、

運よく、これもまた遅延していたという函館行きの電車があり、

会場へは1時間遅れですが、到着。。。


一気に私たちも盛り上がります。

よかったよかった、間に合って。


そうして、楽しいクリスマスは、過ぎてゆくのでした。。。


今年の函館クリスマスファンタジーは、あいにく吹雪いていたので、

車窓からでしたが。。。

今年も大きなモミの木が、美しく飾られてありました。

宇宙の贈り物さん クリスマス会

2010年12月23日 | これも自分あれも自分
宇宙の贈り物さんの、クリスマス会に参加しました。

夕方から夜にかけての、一品持ち寄り+宇宙さん特製ローストチキン他のメニューが並ぶ、豪華なクリスマス会です。

不思議と、皆さんが持ってくるお料理、だぶりません。
一つとして、同じお料理はないのが、すごいです!

どれもこれも、美味しそう~~~♪

いえいえ、どれもがみな、美味しかったです!!


リコーダー演奏あり、絵本の読み聞かせありの、

楽しいひとときでした。


いつもお世話になっている宇宙の贈り物さんへの

恩返しとなったステージでした。

参加させていただき、ありがとうございましたm(__)m


キャンドル点灯式のキャンドルが、とても幻想的でした。



みんなの笑顔が、素敵でした。

子どもたちも、ゆっくりゆったりくつろいで、

心の羽を伸ばして過ごしていました。

よい時間をありがとうございます。

子どもの命 きらめきと苦痛の光

2010年12月22日 | 子ども
最近、めっきり、子どもを見るだけで泣けてくるようになってしまった。

しかも、

集団だと余計に、涙をそそってしまう。。。

なぜだろう


たくさんの子どもたちがいると、

その中にいると感じる、喜びや楽しさ、そして命のきらめき、

つらさ、怖さ、苦しさなど。

様々な感情が、胸に響いてきて、

わたしは、その揺れと一緒になって、涙が出てきてしまうのだ。


子どもは、明日のことなど考えない。いや考えられない。

そのとき、その一瞬がすべてなのだ。

大人の言うこと、周りの忠告、すべてを鵜呑みにしていては、

自分たちの未来は開けない。


そういうこと、本能でわかっているのに、

彼女らは、大人に気を遣って、

気がつかないふりをしている。


とても大人な、子どもたち。

君たちの未来、そして今、そして過去が

光で輝くものとなりますように、お祈りしています。


風 が 気持ちいい

2010年12月20日 | 子ども
幼稚園が、すでに午前保育となりました。

パートでの仕事とはいえ、仕事先ではご迷惑をおかけしてしまう時期です。

今日は、あたたかい日ですね。

突然風邪がひゅーーっと吹いてきますが。


買い物をするために、車から降りると、コートを着た私をよそに、

娘はコートも着ずに出てきて、

突然吹いてきた風に、両手をふわーーーっと広げて、

「気持ちいい かぜ~~~」 っと

小走りになりました。


大人になると、寒い・冷たい・髪が乱れる・・・などなど

風を心地いいと感じる機会が少なくなっている気がします。

こんな寒い時期は、特にそうです。。。


寒い中、吹き付ける風を、気持ちいいと感じる感性に、

感服します。


子どもたちは、毎日、100%出しきって生きています。

明日があることは、知っていても、

今この瞬間を、一生懸命です。

子どもほど、世の中を知っている人間はいないのではないだろうか?と

ふと思うときもあります。

今この瞬間を生きているからこそ、わかること、

知っていること、素直な気持ち、直感。

それらを感じる能力に長けています。


その感性は、見習いたいな~~。

風を感じる娘を、思わず抱きしめたくなりました。


自宅で 抱っこセラピー

2010年12月19日 | 子ども
姉妹ケンカが始まった

一方が

クリスマスツリーに飾ってあるベルを鳴らして遊ぶ

一方が

ツリーの隣にあるパソコンで調べ物をする


「ベルの音、うるさい!やめてくれないかな?」

「チリンチリン チリンチリン」

「耳の中が痛くなるから、やめてほしいんだけど?」

「チリンチリン チリン」

しばらくの問答の後、

「ちょっと、ほんっとにやめてくれない?

わたし、すごく嫌な気持ちになるんだけど!?」


その問答を黙って聞いていたのですが、

その“すごく嫌な気持ちになる”という答え方に、違和感を覚えたので、

彼女を私のところへ呼んでみました。


「音がうるさいの?」と聞くと、

「うるさいんじゃなくて、嫌な気持ちがする」

「どんな嫌な気持ち?」

「んんん、なんか、鳴ってると嫌だな~って思う。」

「何か、急かされている感じ?それとも、命令されている感じとか?」

「うううんん、、わかんない」


目を閉じてもらって、両手を握って、

彼女の記憶に意識を飛ばしてみました。

ベルの音がなると、集合しなければならず、

ベルの音がなると、次の仕事をしなければなりません。

ベルの音に遅れると、とてつもなく辛いお仕置きが待っているから、

必死です。


そんな光景が見えましたので、それを伝えていると、

彼女は目をつむりながら、泣いていました。

悲しくて、辛かった思い出があるのかもしれません。


そして、「その辛い思いをしている子に、大丈夫だよ、って伝えてあげて、

抱きしめてあげよう。。。」と提案しました。

イメージの中で、辛く悲しい思いをしているその子に、

寄り添ってあげるのです。

悲しいよね、辛いよね。。。と言いながら。

そして、自分がついているから大丈夫だと言ってあげて、

満足したようなら、その子とサヨナラします。

その子は、広い草原をかけていき、向こうに見える友人たちと合流します。

いつまでも手を振っています。

ありがとう、と言いながら。。。


そのセッションが終わると、彼女はゆっくりと目を開けて、

涙を拭きました。

そして、いくらか落ち着いたようでした。

パソコンに向かい、また調べ物を始めました。


次は、もう一人を私のところまで呼び、

対面で椅子に座ってもらって、両手を取りました。

「たくさん、我慢してきたことがあるから、人が嫌だと思うことを

わざとしてしまうんだよね。

だって、あなたは、ママのお腹の中に居る時から、いつでも

上の子にばかり目がいくママやパパの声を聞いていたもんね。

もっと、私を見て! 私お腹の中にいるんだよ! ここにいるよ!って

大声で言いたかったよね。なのに、ママたち、いつもお姉ちゃんのこと

ばかりで、寂しかったんだよね。。

こうやって、ずーっとずっと、我慢してきたんだよね。

諦めてきたんだよね。。。」


そう伝えると、次女は大声で泣き始めました。

おーーいおーーいと、泣き始めました。


「いつも一人で遊んで、誰の邪魔になってはいけないと思って、

我慢していたんだよね。 ほんとは寂しくて、かまってほしくて、

声をかけてほしいのに、忙しいだろうなって思って、じっと我慢して

いたんだよね。。 ママ、気がついていたのに何にもしないで、

ごめんね。 あなたが、そうやって人が嫌なことをするのは、

あなたのせいじゃないんだよ。 今までそれだけ、傷ついて、

我慢して、たえてきたからなんだよ。 がんばってきたね。。。」


泣いていました。 ずっとずっと泣いていました。

私は彼女を抱き寄せると、彼女は私の胸の中で泣きました。

泣いていいよ、いっぱい泣いていいよ

そう言いながら、背中をさすりました。


しばらく泣いていましたが、少しずつ息が正常になり、

涙も止まりました。

ごめんね、ありがとう

そう伝えて、しばらく抱きしめあいました。


すっきりとした顔で、私の元から離れて、

もうベルでは遊びませんでした。あれから、まだ一度も、

ツリーのベルは鳴らしていません。


その日、彼女はとても無邪気で、とても素直で、

白いオーラは光を増して、磨きがかかっていました。

ママに気持ちを聞いてもらったこと、

自分でもよくわからない感情を出したことが、

彼女の感情を研磨させたのだと思います。


自分の、よいところと悪いところ、両方を受け止めてもらえると、

人は輝きを再び取り戻します。

自尊心が復活するのかもしれません。

人間の尊厳が、戻ってくるのかもしれません。


時々、こうして、子どもの問題行動と、それに伴う内なる声を

聞いてあげることをすると、

親子の信頼関係は強固なものになるかもしれないですね。


その技術、教えてあげますね。。。

いつが、いいかなぁ・・・。

来年のテーマと目標、また一つ増えました。ありがとうございます。

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