の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

チャチョェンサオの廃屋の壁画

2014年12月18日 | チャチョェンサオ

バンコクを南北に貫通しサムットプラカンからタイ湾に沿って東進、トラートでカンボジアの国境へ至るスクムビット通り、いわゆる国道3号線をバンパコーンで直進すると国道314号線となりチャチョェンサオでさらに直進すると国道304号線となり、ミンブリーを経由して再びバンコクに戻ってきます。
314号線と304号線の三叉路を過ぎたあたりに、かって建材のタイルや瓦の商売をしていた店跡があります。
タイの家屋やアパート、マンション等は床や壁にはタイルが用いられるのが一般的です。掃除が容易で座ればひんやりとするのが好まれるのでしょう。
よく売れて繁盛した時期もあったのでしょう。

いつ頃店を閉じたのか知りませんが、国道304号線に面した広大な敷地に商品見本も兼ねた種々なタイルの床と壁が残る廃墟になっています。

よく走行する道路で、かなり以前から崩れた壁に描画されているのは見て知っていたのですが、反対車線から見るだけで立ち止まる機会がありませんでした。
かっての沿線には、これと言った店もない通過するだけの道路でしたが、最近は全国チェーンの大型店舗が多数進出して、様相が変わってきました。
取り壊しや、崩壊する前に写真に納めようと侵入しました。

敷地の中ほどに建っているは事務所の跡でしょう。

祭壇が朽ち果てています。灯明は絶えなかった昔日が偲ばれます。

隣の看板は建築資材の「タイ・ワッサドゥ」、全国展開しているチェーン店です。その先には全国展開するホーム・センター「ホーム・プロ」があります。
タイル専門店が閉店に追い込まれた原因かもしれません。また、敷地から見て相当な在庫を持って商売していたようです。

奥の”R”は今年開店したロビンソン百貨店です。壁に書かれたピンクの文字は「ペーリュー」、チャチョェンサオ市街地区の俗称です。





ノック・クゥー、フクロウの意味です。





裏手にある居住部分です。











「ペーリゥー」(北柳)です。

4000年前の壁画(ワット・カオ・チャン・ンガム)

2014年12月18日 | ナコーン・ラーチャシーマ

ピマーイ遺跡から約63km、ナコーン・ラーチャシーマ市街外れにあるシマ・ターニ・ホテルのロビーです。夜食にコンビニでカップ・ラーメンを食べホテルに投宿したのが午後11時30分頃でした。
宿泊料はデラックス・ルームしか空室がなく一泊2350バーツでした。デラックスとは名前だけで、ごくごく普通の部屋でした。



廊下に置かれたクメールの彫像です。



朝食です。

午前10時、チェック・アウトです。

シマ・ターニ・ホテルの外観です。
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ナコーン・ラーチャシーマから国道2号線をバンコク方面へ50km走行したワット・カオ・チャン・ンガムの裏山に先史時代の壁画が残っています。
国道から4kmほど入るだけなので寄ってみます。





巨大な岩と木々の茂る裏山への入り口です。

この岩も下部を削った痕があります。



観光客が押し寄せる名所でもないのに、駐車場にたくさんのワゴン車が停まっていたのを不審に思っていたのですが、ここまで来て理由がはっきりしました。
テレビ・ドラマの撮影準備中でした。出演者はまだ来ていません。





地上4mの高さに赤絵で人物が描かれています。



3000年から4000年前にこの地に住んだ稲作民族が生活様式を描いたそうです。

腰蓑を付けた人物が狩猟をしています。





壁画は数カ所あるようなので、巨岩の間を登って行きます。











キノコです。

岩を取り込むように樹根を伸ばしています。



この岩も削られた痕があります。

削られた岩を回ると磨崖仏です。

寝仏像もあります。



寝仏の彫られた岩盤の上には巨大な仏足跡です。後から登ってきた男性と比較すると小さなプールほどの大きさがあります。



山中を1時間歩き回って午後0時37分出発します。
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ワット・カオ・チャーン・ンガムから50km進むとファーム・チョクチャイがあります。アジアで最大の酪農牧場と宣伝されています。

乳牛のぬいぐるみ等を売っています。ミルク・キャラメルを買いました。

昼食に寄ったのですが、どこも人があふれていてアイス・クリームだけ食べて出発です。


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4km進むと、サワン・ファームがあってトウモロコシを栽培、加工工場もあります。



収穫されたトウモロコシの皮をはいでいます。





剝かれたトウモロコシはコンベアで流されでコーン・ジュースとなります。

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サワン・ファームでも昼食はとれず、サラブリーのガソリンスタンドまで来ました。
午後3時35分の昼食になってしまいました。





バンコクへは午後5時30分に戻って来ました。
四日間の全走行距離は1453kmでした。