昨夜、テレビを見ているとプー・パテープ国立公園の山野草が満開だというニュースが流れていました。市街からだとおよそ15kmです。
これは見に行かないわけにはいきません。本日の予定を少し変更して、プー・パテープ国立公園に寄ってから、タート・パノムからサコーン・ナコーンへ行くことにします。
午前5時54分起床。部屋の窓からメコン川を撮影、雲のあつそうな、まだ暗い道路には街灯が点いたままです。
朝食を済ませ午前8時20分スタートです。ホテルの朝の前景です。
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国道2034号線をメコン川に沿って14km南下するとプー・パテープ国立公園へ通じる道路です。
1km進むとプー・パテープ国立公園の入り口です。
95~120万年前に熔岩が流れてできた小高い岩山に、浸食によって造形された、キノコや帽子を被せたような奇岩が並んでいます。
奇岩の間を縫うように登山道が通じています。
奇岩の間にはムラサキ色の花が咲いています。
キノコのような岩です。
帽子を被っています。
名前はわかりませんが、ピンク色の花も咲いています。
立ち並ぶ奇岩を抜けると視界が一面に拡がります。
岩肌の低くなったところを、山に降った雨があつまり、流れとなり山野草が育ちます。まず白い花を咲かせた群れが広がっています。
高さ10~15cmほどの背の低い花です。
水溜りもできています。そこには赤い茎でピンクの花が咲いています。
やがて黄色い花が混じります。
蘭の一種でしょうか・・・。
紫色の花もあります。テレビで見たのはこの花の群れでしたがこの一帯には見られません。
同じ黄色い花が咲いていますが種類は違います
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他にも花卉や草花が雨の恵みを受けて咲いています。
花の小さなアザミです。
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麓の土産物屋では近所の主婦が樹脂テープを編んで篭や小物入れを作って販売しています。
いずれも百円から数百円の安価なものばかりです。