アランヤプラテートの南12kmにプラサート・カオ・ノイがあります。
国境近くを走るカオ・ノイへ向かう道路には何ケ所かの検問所があります。
カオ・ノイの麓にワット・カオ・ノイがあり、寺院にはプラサート・カオ・ノイの建つ高さ130mの山頂までの石段があります。
山の裏側には中腹までの自動車道が整備されています。初めてここを訪れた時は、そのことを知らず、急階段を必死の思いで登ったのですが、中腹に車が停まってあるのを見て力尽きました。以降は、もちろん車で上がります。
中腹の駐車場所に祠があり、そこから山頂までの石段です。
写真はかっての参道で、中腹から山頂までの石段はありませんでした。
東向きのヒンドゥー神殿で3基が南北に並んでいますが、中央祠堂以外は崩壊しています。
7世紀に建立され、10世紀に修復されています。発掘品には西暦637年を示す最古の石碑「カオ・ノイ碑文」があります。
午後の訪問で、逆光撮影となってしまいました。
この写真も古い写真です。左右の祠堂は崩れたままで、煉瓦が散乱していたのを現在は下部だけですが、積みなおされています。
中央祠堂です。祠堂東入口のサンボール・プレイ・クック様式のリンテルはプラチンブリー国立博物館に展示されています。
祠堂の中です。
北側から眺めます。
偽扉の上、煉瓦積みの破風に彫刻が施されています。
北祠堂です。この祠堂から出土した4点のリンテルもプラチンブリー国立博物館に展示されています。
リンテルのレプリカが祠堂の周りに置かれていますが、オリジナルと比べると、かなり稚拙な彫刻です。
仏足石です。
遠くに見えるのは、国境にあるカンボジアのカジノです。
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カオ・ノイはヒョウタン山で高い頂にプラサート・カオ・ノイが建っていますが、低い頂には木造の現代寺院が建っています。
この日は法事が行われていたようです。
樹脂製の大仏頭です。
木造のお堂です。
仏足石もあります。たくさんの人が参拝に来られたようです。
木造寺院の横に新しい礼拝堂を建設中です。