の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

サム・チュック百年市場

2016年02月26日 | スパンブリー

ノイ川沿いのサンブリーから少し走行すると、国道340号線はター・チン川に沿って南下します。42kmでサム・チュックがあります。国道340号線のサム・チュック交差点を右折するとすぐにター・チン川を渡りロータリーに突き当たります。ロータリーを右へ行き、路上駐車でサム・チュック百年市場へ行きます。
ター・チン川を越えたところで右折していればサム・チュック百年市場に接してサム・チュック市役所があり、駐車場を利用できるようになっています。

各地の運河や川沿いに移住した華僑の古い木造長屋を利用して「百年市場(タラート・ローイ・ピー」として観光客を集めています。
その百年市場の草分けが「サム・チュック百年市場」です。2009年にはユネスコのアジア太平洋区域の文化遺産保護プロジェクトコンテストで優秀賞を受賞しています。



大半の百年市場は川(運河)に沿って、住居が連なり、長く突き出た川沿いの庇の下に歩道がついているのでが、サム・チュックは運河に向かって小路が伸び、碁盤目のおおきな集落が形成されています。



市役所駐車場側からの「サム・チュック百年市場」の入り口です。



先にあげた地図の右下に書かれた橋です。

橋上から集落を見ます。川沿いにはさほど民家が並んでいません。

脚橋の茶色い汚れは、増水時の水かさを示していますが、最高位になったときは溢れた水が確実に町を飲み込んでいます。
タイでは毎年、雨期の終盤に繰り返される洪水の痕跡です。

橋のたもとにある食堂で遅い昼食にします。

「カオ・ホー・バイ・ブア」、蓮葉で包んだ五目飯です。

店頭で蒸しているところです。

クイッテオです。

食後、市場を散策してみます。撮影した写真をランダムに載せておきます。

「出光」の看板です。





サトウキビのジュースです。




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華僑の徴税請負人の屋敷跡です。
蓄財に価値を置く華僑は未発達な流通、高利貸しを生業とし、各地の河川沿いに進出します。
商才に長けた華人は、貴族階級に取り入り独占的に税金の徴収を請け負います。
無知な農民から、あらゆる名目で搾取し私財を蓄えてきました。







それぞれの部屋で異なる輸入床タイルです。







主の寝室です。




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華人の祠です。









表札屋です。



























散髪屋さんです。

古き昭和の縁側将棋というやつでしょうか。

四人組の女性に記念撮影を頼まれました。当方のカメラにも納めさせていただきました。


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