の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

ブン・バン・ファイ・タラーイ・ラーン (1)

2014年07月08日 | カーラシン

午前5時35分、雲間から太陽が覗いています。

市内のロータリーに「ポーンラーン」というイサーンの木琴のモニュメントが建っています。カーラシンが本場でしょうか。
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午前9時55分に「ブン・バン・ファイ・タラーイ・ラーン」の会場に到着です。昨日、時間と場所を聞いておいたので、迷わずに到着です。なお、時間は午前8時から午後6時までとのことでした。

打上げの観覧場所までは大通りから500m程歩きます。道路沿いには露店がぎっしり並んでいます。

進行方向で「タラーイ・ラーン」が上がりました。上空には、まだ雲があります。

打ち上げる「タラーイ・ラーン」は2種類で、写真の直径が6mのものと半分のサイズで直径が3mのものがあります。

現地で最終組み立てをするようです。
重量を聞くと800kgとの答えですが、ちょっと重すぎるように思います。
単純計算すると、パイプの径を作業者の体から推定して26.7cm、パイプの肉厚をタイで入手できる4.5mmとしたとき、6mの長さだと175kg、充填された黒色火薬を比重1と考えた時に315kg、周りの「コン」と呼ばれる竹枠や補強の横桟、バナナの茎などを含めて550kgぐらいが妥当かなと思います。パイプがもう少し細いと200kgの火薬が詰まって、総重量400kgぐらいです。いずれにしても重いです。これを十数名で担いで500m程離れた発射台まで運びます。
6mのタラーイ・ラーンが螺旋状に硝煙を噴出しながら、ビュ-ン、ビュンと風切音を立てて上空へ上がって行くところは遠くから眺めていても迫力満点です。





こちらは直径3mの「タラーイ・ラーン」です。
重量は300kgとの答えでしたが、どのチームも2名で担いで運んでいますから300kgもないでしょう。
パイプ径が21.6cmで、肉厚4.5mmに黒色火薬を充填すると180kgぐらいです。これだと2人で担ぐには重すぎます。パイプ径がもう一ランク細い16.5cmであれば総重量120kgぐらいで2名で担いで行くのはのは可能です。
それでも約60kgの黒色火薬が充填されています。





「タラーイ・ラーン」が上昇中に空中爆発してしまいました。

直径6mの「タラーイ・ラーン」です。



直径6mの「タラーイ・ラーン」を打ち上げ場所へ運んでいます。
ちなみに、担いでいるのは10名です。



点火しました。数人で点火するようです。

硝煙が立ち込め、始めはゆっくりと上昇してきます。
6mの「タラーイ・ラーン」には6カ所の火薬噴出孔があります。



グングン上昇します。

パラシュートが絡まったままで落下しています。
火薬が燃えきった後でも200kg以上あるでしょうから、大変危険です。

3mの「タラーイ・ラン」の着火です。1人で着火します。



























3mの「タラーイ・ラン」は約10分間隔で打ち上げられています。






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直径6mの「タラーイ・ラーン」が担がれて行きます。



着火しました。









火薬が燃え尽き落下を始めました。

パラシュートが間に合いませんでした。

煙硝が立ち込める中、新たな「タラーイ・ラーン」が進みます。
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午後1時49分の写真です。雲が無くなり、青空に昇って行く6mの「タラーイ・ラーン」です。螺旋の硝煙に太陽光が当たりきれいな模様になります。

午後1時50分、炎天下に居たのでフラフラです。帰路に就くことにします。まだ組立て中の「タラーイ・ラン」です。

ここにも6mの「タラーイ・ラーン」が待機中です。

帰宅する人、これから見にに行く人で道路はいっぱいです。



露店でこの地域で織られる、綿織物を購入しました。

51cmX52cmの大きさで、150バーツでした。パレードで女性が頭に巻いていた布です。


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