懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

マーケティング

2013-06-27 01:39:14 | Weblog
WBSでよくやってる、東西の売れ筋ランキングで、先だっては、高級腕時計とかが入ってた。それで、昔時計を作る会社にいた知り合いに、「高級時計はどうだったか?」と尋ねたら、意外と売れなかったのだそうで。やっぱり、それなりの場所じゃないと、高級品は売れない、そんな話になった。

それで、高級品とか、絶対に生活上必要とはいえない商品って、やっぱり付帯するマーケティングが大切なんだと思った。腕時計の場合は、高級感とか、身につけてるとステイタスを感じるとか、付加価値的なもの、幻想で値段が上がるような所って、あるのではないのかな、と思って。

バレエとかも、雑に言えばそういうジャンルだと思った。
その意味で、先だって行った「マラーホフの贈り物」公演に出ていた何人かのダンサーについては(シュツットガルトのダンサーさんとか、ルシア・ラカッラとか、時々ガラ公演に出てくる人々)、主催者さん側が、良い意味でマーケティングに成功してると思った。

公演行った時点での、上演内容の総合的な、正味部分に満足度が大きかったのは、昨年の新国立の白鳥とかの方なのだけど。

ただ、公演の雰囲気とか、別の要素があるかも、と思って。

一方,この所、WEBで見られる公演の画像は充実していて、日本で待っていてもなかなか見られない好舞台が次々に出てくる。

アリーナ・コジョカルとか、実際に見た舞台より、自分的にはネットで見た画像の方が満足度が高く、でも、日本だと演目も制約が多いし、その辺は難しいなと、改めて思った。
(個人的には、彼女で見たかったのは、例えばマクミラン物「マノン」全幕とか、クランコの「オネーギン」とか、だけど。ただ、このダンサーをそういう演目で見たい時期は、もう過ぎたかも、という気もする。)

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