懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

女王昇格?

2023-01-15 00:08:44 | Weblog
フィギュアスケート関係のニュースが出ていて、ドーピング疑惑の選手について、rusadaの判断が出て。

”2022年ロシア選手権時の陽性ということで、その時のが無効”。その後の試合、五輪等はそのまま”というような記事を見たので。(その五輪等での資格判断はおかしいと思うけど、それはさておき)

ってことは、

ロシア選手権2022の金メダリストの成績が無効となると、優勝は、アレクサンドラ・トゥルソワになる。
ということよね?!

サーシャ・トゥルソワが、全露女王に!
(っていうことで、いいのよ、ね?)

今さら、こんな話で、本人は嬉しくないかもしれなくても。

私は嬉しいので、言いたい。

サーシャ、全露女王、おめでとう!

----あの時は、FSで、5クワド跳んで3クワド成功、だったような気がするけど、

何より、演技後半に4Lzを2本ともコンボで跳ぶ!という、驚異的な演技を見せた。
これは、サーシャ自身も五輪や2022ロシアテストスケートではやってなかった気が。

そして、今後、女子はおろか、男子も今後も、難しすぎてリスク高すぎて、誰もやらないような気がする。前人未踏の大技。

北京五輪でも、演技後半に4Lzを2本跳んで着氷、認定されていて。コンボは1本だけど、これも、難しすぎてリスク高すぎて、男子も、今後も誰もやらないと思う。
五輪の5クワド成功は、今後も女子では出なさそうな気がするし。

そして、演技後半の4LZ2本は、そんな高リスク負う位なら、前半に高難度系クワド3種とか、別の事やった方が、安全度・加点効率的にも良さそうなので、きっと、誰もやらない気が。
つまり、男子も含め、唯一の実施であるばかりか、今後も彼女だけの記録になるのでは。

男子も含めての空前絶後、前人未踏の素晴らしい記録を、世界のフィギュアスケート界に残した天才少女。

長くバレエのトレーニングを積んだ、きれいな動きで、高い技術を美しく決めて見せ、音楽性、創造性・独創性も素晴らしかった。

こんなスーパーアスリートが、今は恋愛して人生を豊かに出来ていたら幸いな事。
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【シェルバコワ対比】
五輪では、ジャッジ次第で金メダルにもなれる内容だったと思うが、

(トルソワうんぬんよりも、シェルバコワは前々からジャンプの踏切りに難がある、とか、うるさ方からマイナス面の指摘が多いことが知られている。

かつ、作品の内容が薄い。顔芸演技はうわべすぎるし、彼女はいつも、作品が作品になってないというか、物語の前後関係、起承転結がよく分らない場当たり的な演技に終始していて、あれで表現力と言われても当惑するばかり。FSは、一体何を表現しているのかよく分らない振付作品だった。音楽の使い方、編曲が酷すぎて、最初聞いた時は目が点になった。エテリ組は、トゥルソワを除いて、作品に底が浅いのが多いと思う。芸術性では、他のコーチにかなり劣ると思う。)
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【羽生のエール】
トルソワが、5クワド成功という五輪の大目標を達成し、そして金メダルではなくて失意に泣いた後、試合直後に会場内を通り過ぎる時、その場にいた羽生が、トルソワに、「元気出せよ!」というように、手でサインを送っていた。

4Aという大目標を掲げ、五輪で認定までいった羽生は、彼ら高難度4回転で前人未踏を目指す氷上の戦士たちにしか見えない世界があって、トゥルソワの大変さと偉大さを、よく分る立場だったのかしら?と思った。
それに、以前羽生は、別の試合で金メダル取れなくて泣いてた時あったし、状況は多少違っても、そういう時の選手の無念が一番よく理解できる立場だったのかな。ちょっと羽生のエールに心動かされた。

【ネイサンの笑顔写真】
女子シングルの試合とは別に、男子シングル個人戦で、ネイサンが堂々の演技で優勝した直後。

感動したトゥルソワが、ネイサンの所まで直行し、スマホの画面に米語翻訳で、優勝おめでとう!との祝意らしき言葉を伝えた模様で、ネイサンが「おっ!」という表情でトゥルソワのスマホ画面を見て、意味を理解したとたん、すごく嬉しそうな表情を見せていた。トゥルソワがその、ネイサンの笑顔をスマホで撮ってインスタに投稿していたので、ネイサンの人生最良の日の、特別な笑顔を自分らも見ることができた。

羽生がかつて優勝した時は、凄くたくさん放送されてたのに、ネイサンは、優勝したのに、ワリエワのドーピング騒ぎその他で、以前より優勝後の表情とか映されてるのが少なく感じた中、(それに、中国は羽生ファンの方が多いみたいで、羽生の方が大スター扱いで、笑いそうになってしまったけど、羽生のインタが多かったのは面白かったからいいんだけど、ネイサンは、五輪王者で演技も素晴らしかった割には、やや影薄感があり、その中で、トゥルソワの撮った、ネイサンの歓喜の瞬間の表情は、物凄い努力して気丈にもぎ取った王者の稀有な瞬間を映し出していて、感慨深く見た。

そこで、トゥルソワって、とても積極的、行動的な女の子なんだな~って感心した。
どうやったら、自分の気持ちを伝えられるか考えたんだなって思って、そういう所にも感心するし、感動したら、あんな風にパーッと近づいて行って、本人に祝福を伝えられて、直球ストレートで女子として可愛い性格の人だな~と思った。

こういう女子は恋すると進行が早そうな気がしたので、直後にマルクとラブラブになったらしいのも、何となく納得。

【若きエースもリスペクト】
イリヤ・マリニンが数か月前くらいから特に注目されてきたけど、その最初の頃に、マリニンが「尊敬する選手」として挙げたのが、男子でなく、女子のトゥルソワだった。

ネイサンも、2022ロシアテストスケートで、トゥルソワ5クワド成功の後に、トゥルソワについて、「僕よりうまいんじゃないかな」って言ってた時がある。

いいだすと切りないが、
以上、違いが判る男たちの話。

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色々と楽しませてくれた五輪までのトゥルソワ。
シニアの大会、金メダルはGPS位だったと思うので、全露女王が素直に嬉しい。











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