【都知事選?】
この頃、世界情勢の方で気になる動きが多すぎて、東京都知事選の方は、そんなにどうこう思ってなかったんだけど。
そういえば、都知事選については、日刊ゲンダイさんの少し前の記事で面白いのが2つあった。ラサール石井のと、元現代の編集長のと。(割愛)
--さて、立候補した蓮舫氏の公約。
まず、これ、記者会見のが、断然良かった。皆がTV放送見るわけじゃないと思うから、ちょっと残念。
この人の公約は、記者会見で聞くのが一番良かったと思う。ネットニュースや新聞記事等で「編集」されたもので見てしまうと、自分が一番いいと思った肝心の箇所が、何やら蓮舫氏自身の言葉からは変えられて、良さが見えにくくなっていた。
まあその、がっかりした報道姿勢の方は、メディア側の能力の問題なのかもなので、ちょっと無視するとして。
ちょっとその、自分は、欧州が好戦的でやばいとか、他所を気にしてたし・・。また、さっそく、小池百合子も蓮舫も、ネットその他で悪口言う人々がいて。
ただ、小池百合子が電通と癒着してんのかなとは思ってたけど(都庁のプロジェクションマッピングの件)、小池都政ので、三井不動産ばっかり受注してるのがある、とか、その利権がらみの話は、今回私は都知事選で初めて知ったので、都知事選の結果がどうあろうと、そういう問題を知ることができたのは、個人的には良かった
【蓮舫氏、公約発表】
何となく都知事選の件では、そんなに期待もなかったし、だったのが。もち論、小池百合子の事は、希望の党騒動での民進党解体とか、小池百合子の罪深さとズルさの事は忘れてないし、小池百合子は、前の都知事選の時も、バスに乗ったら小池の映像が流れたり、個人宣伝を公費でしていて唖然としたとか、この女は嫌いなので、こんなの当選したら嫌だな、ってのはあるけど。
蓮舫氏の方は、特段、期待してなかったんで、こんな独創のある良い公約を持ってくるとは、これるとは、思いもよらなかった!
まさに、目からうろこ!
前日は、蓮舫も小池も公約を出して来ない中、先んじて、安芸高田市の前市長の人が公約を出してて、その方が一瞬よく見えた(一瞬だけね)(ちなみにこの、前市長の人、無名で東京関係ないようでいて、TVの軽い系のコメンテーターが、意外とネット、SNSを使った宣伝戦略で、そっち系の人には支持がある、泡沫候補じゃないんよ、という意味のことを言っていた。どれほど票が取れるかは未知数、みたい。よく知らんが)
その前市長氏、先出しまではよかったんだけど。
蓮舫氏の公約が、予想外に良かったんで、‥昨日と今日で逆転で、昨日は前市長の公約が良く見えたのに、蓮舫氏の公約が良かったから、すると、前市長氏の公約が、蓮舫氏の斬新なアイデアや具体性に比べると、なんていうか、ざっくりしすぎてて、凡庸にみえてきてしまった。
(小池百合子の方は、前の公約も実現してないのもあるし。彼女は、公約とかよりも、巨大利権の件の方が気にはなってる。)
こういう所が、立民という大きな組織で国政参加してきた蓮舫氏との違いなのかもしれない。前市長の人も、一生懸命やってるけど、一人の力だと、やはり弱いかな。
蓮舫氏の公約、思いがけなかったのは、ありきたりの少子化対策・子育て支援でなく、或いは、外国の成功事例に学んだでもなく(少子化対策に短期間に成功した例として、ハンガリーのオルバン首相の政策があって、これは、子供何人か産んだら、3人目か4人目か失念したが、4人目だったかな?、そうしたら、60歳までの所得税が免除になるんだったか、そんなようなのだったと思う。自分らのアイデアでなく、海外の成功事例に学んでも、勿論いいんだけど)、
少子化対策として、非正規などの立場で子を作る経済力が持てない若い人を支援する!という点。
元々、この所、子育て支援って、五月雨的に、ばらまき的に、色々出てたし。でも確かに、言われてみれば、そういう支援は、国や都などがお金は出しても、享受するのは今子育て中の人々、有権者の中の一部でしかなくて、それにすでに彼ら向けの支援って色々出ていて重複もあるし、それに比べれば、今現役の子育て中の人にフォーカスするより、まだ子のない人、出産どころか、結婚も、非正規だから躊躇もしくは回避するような立場の人も含めて、経済状況が変われば、出産可能かもな若い人々を支援となったら、今までの国や都の支援が届かなかった、対象外だった人たちが対象になる、すそ野が広がるというか、もうちょっと幅広い層に、支援のお金を出せる。
やはり、本気で少子化対策考えるなら、確かに、今の子育て支援よりもっと幅広い層を支援できた方が、理論的には数字に反映されやすくなるから。
何より、格差是正とか、今、とても現実的になっていて、将来になかなか夢や希望を持ちづらいような立場の、多くの若い人に、希望が持てそうな政策で、その辺は好感が持てた。
----
もっというと、蓮舫が、れいわ新選組に変身したみたいな、意外なプランでもあった。
自分の立民イメージって、中間層狙いの政党、って思ってたから。
今回のは、社会的弱者を救済する面もあるし、一方、少子化対策になれば、一方的に弱者救済というだけでもなく、先々、都を支える層を育てることにもつながる。
何より、国政が、もっと以前に考えねばならなかったことを、ここで都政向けに、蓮舫氏が出してきた。
そして、東京都はお金ありそう(?)なので、こういう高福祉的なプランが実現しやすそうな気はした。将来の発展と、今の救済に繋がるプラン。
一方で小池都政の、一見お金が余ってそうな感じっていうのは、実の所、お金周りはどうなってるのか?
都のプロジェクションマッピング、無駄使いっぽい(?)し、(蓮舫氏は常態でなくピンポイントでやるとかいってたかな?)
他にも三井不動産の案件とか、精査すれば、一見、財源確保になりそうにみえるんだけど(?)。ああいうのは、ただ都が業者に支払ってるだけなのか?それとも、利権のうまみがある分、何か、例えばとの財政にも、なにがしかの見返り(?)ってあるのかどうか?。
まあ、どのみち、東京都はお金あるんだろうから、蓮舫案みたいな福祉色の強いプランは、合ってるのかも。とかって思った。
---
若者の手取りを増やす、というのが蓮舫氏の公約だった。それは、そのための支援をしても、たんなる拠出で終わらず、先々都の財政を支える人材を育てるというか、経済事情で子を持ちにくいような人たちが、支援でもう少しゆとりができれば、その余力でもう少しお金稼げる立場に変われるとか、非正規が正規雇用になるとか、彼らの立場がいい方に変われれば、将来的には、都や国を支える納税者としても今より安定した立場になれるかもしれなくて、と考えると、そういう面でもいい案かも、と、現時点では思ってた。
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案としては非常に良かった。
で、ただ、まず、選挙で当選しなくちゃいけない。
その意味では・・・。
もしかして、蓮舫案って、選挙に必ず行く層だけでなく、むしろ、選挙行かない層、非正規で生活に余裕もなく、休みの日にまで選挙行きたいと思ってないとか、そういう若年層の低所得者層に、メリットのある公約に思えるんだけど。
東京都の世代別、所得別の構成比率って、どんなんかしらないが。
蓮舫氏自身の立場を利すること、つまり、まずこの選挙で当選することを考えるならば・・・。
東京って、子を持ちにくいような若年の低所得者層だけでなく、一方で、経済力のある層や中間層も、結構いると思う。
タワマンもあるし、夫婦でローン組んで憶ション買うパワーカップル層も居れば、以前からの地主や金持ち層も居るんで。
私如きが言うのも何だけど、そういう、どちらかと言えば裕福な層、いわゆる勝ち組層側から見ても、この人に投票したいと思われるような公約を上げられると、なお良かったのかも?なんて、現実的には考えてしまったけど。(まあ、そういう層のどの位が、選挙行くのか知らんが。)
【朝の連ドラから】
ちゃんと見てるわけじゃないんだけど、今やってるNHKの朝の連ドラ、直近の回が、自分の知らない戦後の話が出てきて、変な話、ドラマを見る楽しさという以上に、学びがあった。
第二次大戦があって、終戦があって、その後の時代に、戦争で親を亡くし、孤児になった子たちが、スリやかっぱらいなどして生活し、浮浪児になっていたら、そういう子たちを大人社会が、警察が、保護するんじゃなくて、「排除」するっていう現実。気の毒な浮浪児たちは、警察によってごみ回収のような扱いでトラックに乗せられて、どっかに連れていかれてた。はあ、こういうもんなんですね~。戦争って、やですね~。
今迄の連ドラでは、こういうことを、ここまでリアルに伝えるシーンって、自分が見てなかっただけか知らんが、記憶にない。
戦後世代の私は、ここまでは分かってなかったんで、とても参考になった。戦争と戦後に何があったか、知ることは、今の、これからの戦争に向き合ううえでも、大事だと思う。
【無駄だった、維新の騒動】
自民の政治とカネ問題対策の、法案について、衆院で賛成した維新が参院で反対に回ったけど、当たり前なんだけど、維新の議席数なんか、物の数ではないんで、維新が賛成でも反対でも、関係なく、法案成立。こういっちゃなんだが、はたからみていてバカみたいな気がした。
この頃、世界情勢の方で気になる動きが多すぎて、東京都知事選の方は、そんなにどうこう思ってなかったんだけど。
そういえば、都知事選については、日刊ゲンダイさんの少し前の記事で面白いのが2つあった。ラサール石井のと、元現代の編集長のと。(割愛)
--さて、立候補した蓮舫氏の公約。
まず、これ、記者会見のが、断然良かった。皆がTV放送見るわけじゃないと思うから、ちょっと残念。
この人の公約は、記者会見で聞くのが一番良かったと思う。ネットニュースや新聞記事等で「編集」されたもので見てしまうと、自分が一番いいと思った肝心の箇所が、何やら蓮舫氏自身の言葉からは変えられて、良さが見えにくくなっていた。
まあその、がっかりした報道姿勢の方は、メディア側の能力の問題なのかもなので、ちょっと無視するとして。
ちょっとその、自分は、欧州が好戦的でやばいとか、他所を気にしてたし・・。また、さっそく、小池百合子も蓮舫も、ネットその他で悪口言う人々がいて。
ただ、小池百合子が電通と癒着してんのかなとは思ってたけど(都庁のプロジェクションマッピングの件)、小池都政ので、三井不動産ばっかり受注してるのがある、とか、その利権がらみの話は、今回私は都知事選で初めて知ったので、都知事選の結果がどうあろうと、そういう問題を知ることができたのは、個人的には良かった
【蓮舫氏、公約発表】
何となく都知事選の件では、そんなに期待もなかったし、だったのが。もち論、小池百合子の事は、希望の党騒動での民進党解体とか、小池百合子の罪深さとズルさの事は忘れてないし、小池百合子は、前の都知事選の時も、バスに乗ったら小池の映像が流れたり、個人宣伝を公費でしていて唖然としたとか、この女は嫌いなので、こんなの当選したら嫌だな、ってのはあるけど。
蓮舫氏の方は、特段、期待してなかったんで、こんな独創のある良い公約を持ってくるとは、これるとは、思いもよらなかった!
まさに、目からうろこ!
前日は、蓮舫も小池も公約を出して来ない中、先んじて、安芸高田市の前市長の人が公約を出してて、その方が一瞬よく見えた(一瞬だけね)(ちなみにこの、前市長の人、無名で東京関係ないようでいて、TVの軽い系のコメンテーターが、意外とネット、SNSを使った宣伝戦略で、そっち系の人には支持がある、泡沫候補じゃないんよ、という意味のことを言っていた。どれほど票が取れるかは未知数、みたい。よく知らんが)
その前市長氏、先出しまではよかったんだけど。
蓮舫氏の公約が、予想外に良かったんで、‥昨日と今日で逆転で、昨日は前市長の公約が良く見えたのに、蓮舫氏の公約が良かったから、すると、前市長氏の公約が、蓮舫氏の斬新なアイデアや具体性に比べると、なんていうか、ざっくりしすぎてて、凡庸にみえてきてしまった。
(小池百合子の方は、前の公約も実現してないのもあるし。彼女は、公約とかよりも、巨大利権の件の方が気にはなってる。)
こういう所が、立民という大きな組織で国政参加してきた蓮舫氏との違いなのかもしれない。前市長の人も、一生懸命やってるけど、一人の力だと、やはり弱いかな。
蓮舫氏の公約、思いがけなかったのは、ありきたりの少子化対策・子育て支援でなく、或いは、外国の成功事例に学んだでもなく(少子化対策に短期間に成功した例として、ハンガリーのオルバン首相の政策があって、これは、子供何人か産んだら、3人目か4人目か失念したが、4人目だったかな?、そうしたら、60歳までの所得税が免除になるんだったか、そんなようなのだったと思う。自分らのアイデアでなく、海外の成功事例に学んでも、勿論いいんだけど)、
少子化対策として、非正規などの立場で子を作る経済力が持てない若い人を支援する!という点。
元々、この所、子育て支援って、五月雨的に、ばらまき的に、色々出てたし。でも確かに、言われてみれば、そういう支援は、国や都などがお金は出しても、享受するのは今子育て中の人々、有権者の中の一部でしかなくて、それにすでに彼ら向けの支援って色々出ていて重複もあるし、それに比べれば、今現役の子育て中の人にフォーカスするより、まだ子のない人、出産どころか、結婚も、非正規だから躊躇もしくは回避するような立場の人も含めて、経済状況が変われば、出産可能かもな若い人々を支援となったら、今までの国や都の支援が届かなかった、対象外だった人たちが対象になる、すそ野が広がるというか、もうちょっと幅広い層に、支援のお金を出せる。
やはり、本気で少子化対策考えるなら、確かに、今の子育て支援よりもっと幅広い層を支援できた方が、理論的には数字に反映されやすくなるから。
何より、格差是正とか、今、とても現実的になっていて、将来になかなか夢や希望を持ちづらいような立場の、多くの若い人に、希望が持てそうな政策で、その辺は好感が持てた。
----
もっというと、蓮舫が、れいわ新選組に変身したみたいな、意外なプランでもあった。
自分の立民イメージって、中間層狙いの政党、って思ってたから。
今回のは、社会的弱者を救済する面もあるし、一方、少子化対策になれば、一方的に弱者救済というだけでもなく、先々、都を支える層を育てることにもつながる。
何より、国政が、もっと以前に考えねばならなかったことを、ここで都政向けに、蓮舫氏が出してきた。
そして、東京都はお金ありそう(?)なので、こういう高福祉的なプランが実現しやすそうな気はした。将来の発展と、今の救済に繋がるプラン。
一方で小池都政の、一見お金が余ってそうな感じっていうのは、実の所、お金周りはどうなってるのか?
都のプロジェクションマッピング、無駄使いっぽい(?)し、(蓮舫氏は常態でなくピンポイントでやるとかいってたかな?)
他にも三井不動産の案件とか、精査すれば、一見、財源確保になりそうにみえるんだけど(?)。ああいうのは、ただ都が業者に支払ってるだけなのか?それとも、利権のうまみがある分、何か、例えばとの財政にも、なにがしかの見返り(?)ってあるのかどうか?。
まあ、どのみち、東京都はお金あるんだろうから、蓮舫案みたいな福祉色の強いプランは、合ってるのかも。とかって思った。
---
若者の手取りを増やす、というのが蓮舫氏の公約だった。それは、そのための支援をしても、たんなる拠出で終わらず、先々都の財政を支える人材を育てるというか、経済事情で子を持ちにくいような人たちが、支援でもう少しゆとりができれば、その余力でもう少しお金稼げる立場に変われるとか、非正規が正規雇用になるとか、彼らの立場がいい方に変われれば、将来的には、都や国を支える納税者としても今より安定した立場になれるかもしれなくて、と考えると、そういう面でもいい案かも、と、現時点では思ってた。
----
案としては非常に良かった。
で、ただ、まず、選挙で当選しなくちゃいけない。
その意味では・・・。
もしかして、蓮舫案って、選挙に必ず行く層だけでなく、むしろ、選挙行かない層、非正規で生活に余裕もなく、休みの日にまで選挙行きたいと思ってないとか、そういう若年層の低所得者層に、メリットのある公約に思えるんだけど。
東京都の世代別、所得別の構成比率って、どんなんかしらないが。
蓮舫氏自身の立場を利すること、つまり、まずこの選挙で当選することを考えるならば・・・。
東京って、子を持ちにくいような若年の低所得者層だけでなく、一方で、経済力のある層や中間層も、結構いると思う。
タワマンもあるし、夫婦でローン組んで憶ション買うパワーカップル層も居れば、以前からの地主や金持ち層も居るんで。
私如きが言うのも何だけど、そういう、どちらかと言えば裕福な層、いわゆる勝ち組層側から見ても、この人に投票したいと思われるような公約を上げられると、なお良かったのかも?なんて、現実的には考えてしまったけど。(まあ、そういう層のどの位が、選挙行くのか知らんが。)
【朝の連ドラから】
ちゃんと見てるわけじゃないんだけど、今やってるNHKの朝の連ドラ、直近の回が、自分の知らない戦後の話が出てきて、変な話、ドラマを見る楽しさという以上に、学びがあった。
第二次大戦があって、終戦があって、その後の時代に、戦争で親を亡くし、孤児になった子たちが、スリやかっぱらいなどして生活し、浮浪児になっていたら、そういう子たちを大人社会が、警察が、保護するんじゃなくて、「排除」するっていう現実。気の毒な浮浪児たちは、警察によってごみ回収のような扱いでトラックに乗せられて、どっかに連れていかれてた。はあ、こういうもんなんですね~。戦争って、やですね~。
今迄の連ドラでは、こういうことを、ここまでリアルに伝えるシーンって、自分が見てなかっただけか知らんが、記憶にない。
戦後世代の私は、ここまでは分かってなかったんで、とても参考になった。戦争と戦後に何があったか、知ることは、今の、これからの戦争に向き合ううえでも、大事だと思う。
【無駄だった、維新の騒動】
自民の政治とカネ問題対策の、法案について、衆院で賛成した維新が参院で反対に回ったけど、当たり前なんだけど、維新の議席数なんか、物の数ではないんで、維新が賛成でも反対でも、関係なく、法案成立。こういっちゃなんだが、はたからみていてバカみたいな気がした。