住職の独り言

~ご縁に触れて~

北海道開拓布教

2009年08月30日 | Weblog
北海道開拓伝道は、
明治2年に真宗大谷派は徳川家の恩顧(おんこ)蒙り開拓伝道に着手。

時を同じく本願寺派でも開拓伝道を試みたが、
幕府からの許可が許されず、
大谷派だけの伝道の地であったという。

大谷派に遅れること13年、
本願寺派の開拓伝道が始まる。

未開の地であった北海道へは、
全国各地より大きな夢を抱いて住民が移り住んだ。
北海道に広島・伏見…等々の地名の付いているのはその名残である。

今回幹事をして下さった岩見沢のKさんのおじいさんは、
島根県邑智郡桜江町の出身で、
養子として北海道へ来られた事が判明!
…私の田舎の寺のすぐ近くではありませんか…

昔を尋ねて行くと人もお寺の関係も繋がっているんだよね。
狭い世界だ!

~歎異抄~
「一切の有情はみなもつて世々生々の父母・兄弟なり。」
とあるけど知ってみれば実感します。
コメント
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