読売新聞(H24/9/12)異国ログより
ラグビーを愛するスポーツマンで、
妻ジェーンさんとの間に2児をもうけた
英南部在住のトニー・ニクリンソンさん(58)。
7年前、脳卒中で目以外が動かなくなる
「閉じこめ症候群」という重度障害を負った。
身の回りのことは完全に理解できるが介護なしに何もできない。
「これであと20年も生きられるか。
妻の自殺ほう助を罪に問わないと裁判所は保証してくれ」
と死への許しを法廷に求めた。
だが、8月16日、英高等法院は、
「司法でなく、議会が議論すべきだ」と却下した。
絶望したニクリンソンさんは食事を拒んで肺炎を発病、22日他界した。
「私は最愛の人を失ったが、彼は自由を手にした」
ージェーンさんは、伴侶の死を「開放」と受け止めた。
と、いう記事が掲載されていました。
…考えさせられる問題ですね。