住職の独り言

~ご縁に触れて~

死を見つめて

2012年10月19日 | Weblog

読売新聞(H24/9/12)異国ログより

 ラグビーを愛するスポーツマンで、

妻ジェーンさんとの間に2児をもうけた

英南部在住のトニー・ニクリンソンさん(58)。

7年前、脳卒中で目以外が動かなくなる

「閉じこめ症候群」という重度障害を負った。

 身の回りのことは完全に理解できるが介護なしに何もできない。

「これであと20年も生きられるか。

妻の自殺ほう助を罪に問わないと裁判所は保証してくれ」

と死への許しを法廷に求めた。

 だが、8月16日、英高等法院は、

「司法でなく、議会が議論すべきだ」と却下した。

絶望したニクリンソンさんは食事を拒んで肺炎を発病、22日他界した。

「私は最愛の人を失ったが、彼は自由を手にした」

ージェーンさんは、伴侶の死を「開放」と受け止めた。

 

と、いう記事が掲載されていました。

…考えさせられる問題ですね。

コメント
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