住職の独り言

~ご縁に触れて~

後ろ姿

2012年10月24日 | Weblog

小林旭の歌に「さすらいの道」というのがある。

その歌詞の中に

「男は背中に 顔がある…」

この歌詞の部分だけ頭に残っている

 

天声人語に

「地球が球形なのは誰でも知っている。

それを踏まえて、自分の目で見て一番遠いところにあるものは何か?

答えは自分の背中だという。地球一周4万キロのかなた。

むろん冗談だが一端の真理はある。

自分の「背中」ほど見えにくいものはない。

背中とは、その人の無意識がただよっているような、不思議な場所だ。

…作家吉川英治に「背中哲学」という随筆があって、

「どんなに豪快に笑い、磊落(らいらく)を装っていても、

その背中を見ると、安心があるかないかわかる気がする」

と書いている。

 

とあったが、

人に隠せないのが後ろ姿かもね…

私の後ろ姿って

どんな後ろ姿なんだろう…?

コメント
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