小林旭の歌に「さすらいの道」というのがある。
その歌詞の中に
「男は背中に 顔がある…」
この歌詞の部分だけ頭に残っている
天声人語に
「地球が球形なのは誰でも知っている。
それを踏まえて、自分の目で見て一番遠いところにあるものは何か?
答えは自分の背中だという。地球一周4万キロのかなた。
むろん冗談だが一端の真理はある。
自分の「背中」ほど見えにくいものはない。
背中とは、その人の無意識がただよっているような、不思議な場所だ。
…作家吉川英治に「背中哲学」という随筆があって、
「どんなに豪快に笑い、磊落(らいらく)を装っていても、
その背中を見ると、安心があるかないかわかる気がする」
と書いている。
とあったが、
人に隠せないのが後ろ姿かもね…
私の後ろ姿って
どんな後ろ姿なんだろう…?