今日のニュースを観ていたら、ナキウサギが出てきた。
最近は北海道でもあまり山に行かないが、少し前までは北海道の山や湖の近くに出かけて、ナキウサギとよく会ったものだ。
ウサギとはいうものの、ネズミのような大きさで、とても可愛い。
小さいものはウサギでも人間でも可愛い(?)。
有名なジャーナリストがナキウサギ裁判を担当した弁護士夫妻と一緒にナキウサギに会いにいって、会えた映像が微笑ましい。
弁護士夫妻は昔、ナキウサギを原告とした山岳道路開発反対の裁判を起こしたという。そういえば、そういう話があった。
裁判所が、ナキウサギには原告資格がない、といって、もめていた記憶がある。
そして、そこからナキウサギファンクラブが誕生して、ナキウサギの天然記念物への指定を目指しているという。
ここまで観て、びっくり。というのは、実はわたしはナキウサギファンクラブの会員だからだ。
最近は会費を払っていないので、もう除名されたかもしれないが…。
天然記念物への運動は難航しているという。どうも開発がブレーキになっているらしい。
ナキウサギの棲家を開発してもしようがないと思うが、観光開発という名の開発が北海道では進む。北海道には開発局という名のお役所が今もあるくらいだ。
しかし、時代はむしろ自然保護の時代だろう。
ナキウサギをはじめとする貴重な自然動物が守られる時代になってほしいと切に望むところだ。