映画『三本指の男』(1947年12月公開 モノクロ84分 東映)
・横溝正史による金田一耕助もの推理小説第1作『本陣殺人事件』(1946年4~12月連載)の初映像化作品。
・白木静子は原作小説にも登場する人物だが、金田一耕助の助手となって活躍するのは東映(初公開当時は東横映画)版「金田一耕助シリーズ」(全6作)に共通するオリジナル設定である。
・本作の題名が原作小説通りの『本陣殺人事件』でないのは、検閲をしたアメリカ占領軍が「殺人」という言葉にクレームをつけたためである。
・時代設定が原作小説の昭和十二(1937)年から、映画公開当時の太平洋戦争後に変更されている。
・犯人の設定と動機、「三本指の男」の正体が、原作小説から大幅に変更されている。
おもなキャスティング(年齢は映画初公開当時のもの)
初代・金田一耕助 …… 片岡 千恵蔵(44歳)
初代・磯川常次郎警部 …… 宮口 精二(34歳)
初代・白木静子 …… 原 節子(27歳)
久保 銀造 …… 三津田 健(45歳)
久保 お徳 …… 松浦 築枝(40歳)
久保 春子 …… 風見 章子(26歳)
一柳 賢造 …… 小堀 明男(27歳)
一柳 糸子 …… 杉村 春子(41歳)
一柳 隆二 …… 水原 洋一(38歳)
一柳 秋子 …… 賀原 夏子(26歳)
一柳 三郎 …… 花柳 武始(21歳)
一柳 鈴子 …… 八汐路 恵子(23歳)
一柳 良介 …… 上代 勇吉(?歳)
周吉 …… 村田 宏寿(48歳)
お島 …… 初音 礼子(39歳)
おもなスタッフ(年齢は映画初公開当時のもの)
監督 …… 松田 定次(41歳)
脚本 …… 比佐 芳武(43歳)
製作・企画 …… マキノ 光雄(38歳)
撮影 …… 石本 秀雄(41歳)
照明 …… 西川 鶴三(37歳)
音楽 …… 大久保 徳二郎(39歳)、吉川 太郎(?歳)
あらすじ
私立探偵の金田一耕助は、かつてアメリカ滞在時代に世話になった財産家・久保銀造の姪の春子が、岡山県の旧家である一柳家の当主・賢造と結婚することを知り、結婚式に出席するために一柳家を訪れた。往きの列車の中で金田一は偶然、同じく結婚式に参加する春子の女工時代の親友の白木静子に出会うが、眼鏡をかけたインテリ女史の静子は金田一に冷淡な態度をとる。一柳家は由緒正しい家柄で、賢造の家族や親戚の中には、春子との結婚に反対し妨害しようとする封建的な考えの人々もおり、一柳家と久保家の双方に結婚を妨げる怪文書が送られ、さらに一柳家には謎の「三本指の男」が現れていた。春子から結婚への不安を聞かされた金田一は独自に調査を始めるが、結婚式の翌朝未明、密室状態の離れで春子と賢蔵の死体が発見される。岡山県警の磯川警部は三本指の男が犯人ではないかと考えるが、金田一は静子の協力のもと捜査を進めていく。
≪最初の作品から冒険しまくり! 本文マダヨ≫
・横溝正史による金田一耕助もの推理小説第1作『本陣殺人事件』(1946年4~12月連載)の初映像化作品。
・白木静子は原作小説にも登場する人物だが、金田一耕助の助手となって活躍するのは東映(初公開当時は東横映画)版「金田一耕助シリーズ」(全6作)に共通するオリジナル設定である。
・本作の題名が原作小説通りの『本陣殺人事件』でないのは、検閲をしたアメリカ占領軍が「殺人」という言葉にクレームをつけたためである。
・時代設定が原作小説の昭和十二(1937)年から、映画公開当時の太平洋戦争後に変更されている。
・犯人の設定と動機、「三本指の男」の正体が、原作小説から大幅に変更されている。
おもなキャスティング(年齢は映画初公開当時のもの)
初代・金田一耕助 …… 片岡 千恵蔵(44歳)
初代・磯川常次郎警部 …… 宮口 精二(34歳)
初代・白木静子 …… 原 節子(27歳)
久保 銀造 …… 三津田 健(45歳)
久保 お徳 …… 松浦 築枝(40歳)
久保 春子 …… 風見 章子(26歳)
一柳 賢造 …… 小堀 明男(27歳)
一柳 糸子 …… 杉村 春子(41歳)
一柳 隆二 …… 水原 洋一(38歳)
一柳 秋子 …… 賀原 夏子(26歳)
一柳 三郎 …… 花柳 武始(21歳)
一柳 鈴子 …… 八汐路 恵子(23歳)
一柳 良介 …… 上代 勇吉(?歳)
周吉 …… 村田 宏寿(48歳)
お島 …… 初音 礼子(39歳)
おもなスタッフ(年齢は映画初公開当時のもの)
監督 …… 松田 定次(41歳)
脚本 …… 比佐 芳武(43歳)
製作・企画 …… マキノ 光雄(38歳)
撮影 …… 石本 秀雄(41歳)
照明 …… 西川 鶴三(37歳)
音楽 …… 大久保 徳二郎(39歳)、吉川 太郎(?歳)
あらすじ
私立探偵の金田一耕助は、かつてアメリカ滞在時代に世話になった財産家・久保銀造の姪の春子が、岡山県の旧家である一柳家の当主・賢造と結婚することを知り、結婚式に出席するために一柳家を訪れた。往きの列車の中で金田一は偶然、同じく結婚式に参加する春子の女工時代の親友の白木静子に出会うが、眼鏡をかけたインテリ女史の静子は金田一に冷淡な態度をとる。一柳家は由緒正しい家柄で、賢造の家族や親戚の中には、春子との結婚に反対し妨害しようとする封建的な考えの人々もおり、一柳家と久保家の双方に結婚を妨げる怪文書が送られ、さらに一柳家には謎の「三本指の男」が現れていた。春子から結婚への不安を聞かされた金田一は独自に調査を始めるが、結婚式の翌朝未明、密室状態の離れで春子と賢蔵の死体が発見される。岡山県警の磯川警部は三本指の男が犯人ではないかと考えるが、金田一は静子の協力のもと捜査を進めていく。
≪最初の作品から冒険しまくり! 本文マダヨ≫
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます