私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

とっても人の良い釣り人に出会う!の巻    台湾釣(ガサ)行記⑳

2017-01-13 07:31:35 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 土曜日

一番楽しみにしてたタイワンタナゴも釣れ、次のポイントへ移動じゃあ!
と、その前にどうしても気になっていたことを済ませておかねば。
「なあ、何釣っとるんか見せてもらおうやあ。」
「えっ? 失礼じゃろお!」
「ビク上げて覗くだけじゃし、ダメならダメでええし・・・・・・」
友が有無を言う前に、目星をつけていた釣り人へとズンズン足取りを速める。
「ソーリー。ウィルユーショウミーユアフィッシュ? OK? OK?」
と、池に浸けとるビクを指差す。
私はこんなときとんでもなくズーズーしく厚顔無恥な男へと変貌するのである。
「OK! OK! OK! OK!」
おじさん飛び上がらんばかりにビクへ駆け寄りよるがな。
ビクをすばやく持ち上げ、私たちの前の芝生で全部ぶちまけたがなっ!
「どうぞ! どうぞ!」と身振り手振りで言うておる。

フナ類・ティラピア類とヘミクルター類がおるおる! おじさんたくさん釣っとるわ!

フナ類・ティラピア類は、そのまま撮影。


ヘミクルター類は今後出会えんかもしれんから観察ケースに入れさせてもろうて撮影。

「謝謝! 謝謝! サンキュー! ありがとう!」言うてビクへ戻そうとすると
「どうぞ! どうぞ!」と、このヘミクルターを譲ってくれようとする。

何なんだ? この無償のやさしさは? 
私の予測をはるかに超えるおもてなしの対応をホンマさり気なくやってくださるんである。
最初はたまたまだと思っちょったが、
この旅の終わり頃には台湾の人の根っこにある日常のマナーなんだと分かってきたんであった。

さ、次へ移動じゃあ! 


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