私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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残念な深海魚? デメニギス

2017-12-30 18:32:43 | アート・カルチャー
2017年12月30日(土)

デメニギスという魚を描いてみた。 


実に残念そうな表情に見える深海魚である。 (絵が下手なせいもあるけんね)
どこが目鼻のかは調べてみてね。

「残念な動物たち」や「深海の怪魚たち」のような
風変わりな生態をもつ動物や見たこともない魚の紹介が、
巷でちょっとしたブームになっている。

このデメニギスは見事にその両方を兼ね備えているのである。

いろんな生き物のことが広く知れ渡ることはとっても良いことだ。
ブームで終わらないようにと願うのである。

ただ、若干の疑問が残るんだな。

風変わりな生態や行動を「残念」と表してもいいのかな?
風変わりってのは、ユニークであり個性じゃないのかな?
人と違うことやってたら「残念っ!」ってからかわれないかな?

深海魚ってのは何なのかな?
海水魚を分けるとき、
大陸棚(およそ200mくらいの深さ)にいるのを沿岸魚、
暖流にのって移動するマグロやカツオや、寒流にのるサンマやニシンは回遊魚、
そして大陸棚より深い所にいるのが深海魚 
だと思うんだよね。  (違ってたらごめんね)

ところが、海の平均の深さはおよそ3800mもあるワケ。
するってえと、沿岸魚と深海魚を分けてる深さ200mは、
平均に比べとてつもなく浅いよね?

山にすむ動物で例えてみる。
平均3800mの山々を分けるとき、
200mまでの山にいるのを里山動物、
それ以上を高山動物なんてしないっしょ?

テストに例えてみる。
平均38点のテストで
80点以上が合格、未満が不合格なんてことしたら、
先生、生徒・保護者に吊るし上げられるっしょ?

200mは21気圧あるし、
人類がそこへたどり着くのはいろいろムズイかもしれん。
ケド、200mからを深海って呼んでもいいのかなあ?

どうにも理解できないのである。

どうでもええことが気になってしまうのが私の悪いクセ・・・
杉下右京さんもそうおっしゃられとる。

なので、しょ~もないことに
お付き合いいただいた次第である。

明日は大晦日。




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