2018年11月21日(水)
206種類目となったのはサビハゼ。
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兄貴夫妻と訪ねた島根県2日目。
前回、かみさんがカゴカキダイを釣って走り回ったこんな小さな漁港へ。
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いろいろ釣れども初物に会えず・・・白砂の上でゴカイを引きずることに。
よしよし、ネズッポ属の魚がどこからか近づいてきた。
水がきれいだとよく見えるね。
ネズッポ属にもいろんな種類がいるもんな。
釣れたっ!
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第1背ビレの斑紋や尾ビレの形など調べてみる。
釣れたのはネズミゴチ。
すでに瀬戸内海で釣ってる常連さん、残念!
と、近くに小さなハゼが見えるではないかっ!
そっとゴカイを近づける。
2度ほど食いつきにきたケド、食いが浅くて・・・とうとう関心も示さなくなった。
でも、じっとしてはるのである。
「兄ちゃ~ん! この竿持って、あのハゼ見とっちゃってくれんかな?」
用事ができたのだ。(今さらもう何の用事だったか忘れたケド、そんときは大切な用事だったハズ)
「んっ! ええよ! ハゼを狙っちょったらええんやな?」
「お願いね」 と、釣り道具入れを置いてるとこへ向かってると・・・・・・
「釣ったど~っ!」 という声に振り向く。そこにはにやけた兄貴の顔が。
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「ええ~っ! なんてことを・・・」 すぐ撮影ケースへ。
「サビハゼじゃんかあ~っ! ずっと会いたかったハゼじゃんかあ~っ!」
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小さい頃、家族で出かけたどっかでキス釣り中に1度(たぶん)
学生の頃、スキンダイビング中に観察したことが数度あるものの
その頃はとりたてて興味も湧かぬまま
住みつくことになった今の地域ではヒメハゼばかりで出会うことのないまま
図鑑を見ては「会いたい、また見てみたい」とぼやいてた魚なのである。
見ちゃってくれい! この12対のへんちょこりんの白ヒゲを!
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体の模様もヒレも実にエレガンスじゃん。
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相変わらず撮影はへたくそで、ヒゲや顔にピントをあわすとヒレをたたみ
ヒレをうまく広げた瞬間を撮るとヒゲや顔がぼけてしまってるもんなあ。
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何か初恋の人に会ったような気分で撮影しつつ・・・
何で「兄貴が釣ったのだっ!」 という口惜しさもこみあげてくる。
「ちょうどネズミゴチが近づいてきてゴカイを食べようとしたら、コイツがあわてて・・・」
ええいっ! そんな話は聞きたくもないわいっ!
白砂の上をアチコチ見て回ってもハゼの姿はこの1匹。
公約通り、愚弟が釣ったことのない魚を釣ったと
小さなハゼが自分に釣れんかったと悔しがっとるでと、兄貴ははしゃいどる。
こんな釣りが兄弟を幼い頃に帰してくれたんやろね。
このサビハゼ、1属1種なのである。
繁殖期のオスの背ビレは黒く、さらにエレガンスに飾られる魚である。
キス釣りの外道として、ポイッと捨てられてる体長10cmにしかならない小さなハゼなのである。
ぜひ、ポイッとする前に観察ケースで見てやってほしい魚の1つなのである。
206種類目となったのはサビハゼ。
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兄貴夫妻と訪ねた島根県2日目。
前回、かみさんがカゴカキダイを釣って走り回ったこんな小さな漁港へ。
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いろいろ釣れども初物に会えず・・・白砂の上でゴカイを引きずることに。
よしよし、ネズッポ属の魚がどこからか近づいてきた。
水がきれいだとよく見えるね。
ネズッポ属にもいろんな種類がいるもんな。
釣れたっ!
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第1背ビレの斑紋や尾ビレの形など調べてみる。
釣れたのはネズミゴチ。
すでに瀬戸内海で釣ってる常連さん、残念!
と、近くに小さなハゼが見えるではないかっ!
そっとゴカイを近づける。
2度ほど食いつきにきたケド、食いが浅くて・・・とうとう関心も示さなくなった。
でも、じっとしてはるのである。
「兄ちゃ~ん! この竿持って、あのハゼ見とっちゃってくれんかな?」
用事ができたのだ。(今さらもう何の用事だったか忘れたケド、そんときは大切な用事だったハズ)
「んっ! ええよ! ハゼを狙っちょったらええんやな?」
「お願いね」 と、釣り道具入れを置いてるとこへ向かってると・・・・・・
「釣ったど~っ!」 という声に振り向く。そこにはにやけた兄貴の顔が。
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「ええ~っ! なんてことを・・・」 すぐ撮影ケースへ。
「サビハゼじゃんかあ~っ! ずっと会いたかったハゼじゃんかあ~っ!」
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小さい頃、家族で出かけたどっかでキス釣り中に1度(たぶん)
学生の頃、スキンダイビング中に観察したことが数度あるものの
その頃はとりたてて興味も湧かぬまま
住みつくことになった今の地域ではヒメハゼばかりで出会うことのないまま
図鑑を見ては「会いたい、また見てみたい」とぼやいてた魚なのである。
見ちゃってくれい! この12対のへんちょこりんの白ヒゲを!
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体の模様もヒレも実にエレガンスじゃん。
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相変わらず撮影はへたくそで、ヒゲや顔にピントをあわすとヒレをたたみ
ヒレをうまく広げた瞬間を撮るとヒゲや顔がぼけてしまってるもんなあ。
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何か初恋の人に会ったような気分で撮影しつつ・・・
何で「兄貴が釣ったのだっ!」 という口惜しさもこみあげてくる。
「ちょうどネズミゴチが近づいてきてゴカイを食べようとしたら、コイツがあわてて・・・」
ええいっ! そんな話は聞きたくもないわいっ!
白砂の上をアチコチ見て回ってもハゼの姿はこの1匹。
公約通り、愚弟が釣ったことのない魚を釣ったと
小さなハゼが自分に釣れんかったと悔しがっとるでと、兄貴ははしゃいどる。
こんな釣りが兄弟を幼い頃に帰してくれたんやろね。
このサビハゼ、1属1種なのである。
繁殖期のオスの背ビレは黒く、さらにエレガンスに飾られる魚である。
キス釣りの外道として、ポイッと捨てられてる体長10cmにしかならない小さなハゼなのである。
ぜひ、ポイッとする前に観察ケースで見てやってほしい魚の1つなのである。
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